アイブロウ(眉)は、1mm単位でお顔の印象を変えてしまう重要な箇所!垢抜けて見える眉尻の角度や、重たい印象にならない色の選び方など、眉メイクの基本を見直してみましょう!
こんにちは。美容のプロを育てる専門家、ヘア&メイク講師の山田麻衣子です。
当方のレッスンでも実に多いお悩みである「アイブロウ(眉)」。
「左右対称にならない」
「自分に似合う眉がわからない」
「理想の形に描けない」
このように、悩みのポイントは人それぞれですが、自信を持って描いている方は少ないのではないでしょうか。
アイブロウは、1mm単位でお顔の印象を変えてしまう、いわば「顔の額縁」と言われる部分です。
そして、アイブロウが綺麗な方は、それだけでメイクが上手に見えてしまう、そして清潔感や品がアップされる、とても重要な箇所なんです。
「アイブロウを制する者はメイクをも制する」とも言われます。
今回から2回に渡ってお伝えする「アイブロウ・理論編」と「アイブロウ・実技編」。
苦手意識を払拭して、アイブロウ名人になりましょう。
一度は本や雑誌でも見かけたことがあるかと思いますが、今一度、アイブロウの基本の条件について一緒に見ていきましょう。
①眉頭の位置:目頭の真上のライン辺り
②眉尻の位置:小鼻と目尻を結んだ延長線上内
③眉山の位置:黒目の外側の真上ライン、または眉頭から2/3の位置
④眉頭と眉尻の関係:水平線上の位置
⑤眉幅:眉頭よりも眉山は細く、眉山よりも眉尻は細い
(極端にではなく、徐々に細くなるラインがきれいに見える眉幅になります)
⑥眉尻の角度:自分の耳の穴に向かって描くことで、横顔もきれいに見えます
上記は、あくまで基本の位置になります。
ただ、②の眉尻の位置に関しては、時代的には少し流行よりも長めになり、若い方がこの位置で眉尻をとると、老けた印象になってしまいます。
また、とてもお顔が小さく、かつ目幅の大きな方が小鼻と目尻を結んでしまうと、顔の大きさに対して眉がとても長く、アンバランスに見えます。
ですから、眉尻の長さに関しては、さほど②を意識しなくてもいいでしょう。
ただし、ご自身の目幅よりは短くならないようにご注意くださいね。
眉尻に関して言えば、とても大事なのが「角度」です。
一度、ご自身の眉を側面から確認してみてください。
意外と下がって「耳たぶ」辺りにきていたりしませんか?
眉を描く際に、正面からだけではなく側面を確認し、耳の穴に眉尻をつなげるだけで、少し垢抜けた骨格を捉えたアイブロウに仕上がりますよ。
アイブロウの色を選ぶ際に目安となるのが、「髪の毛」の色と「黒目」の色です。
髪の毛が真っ黒だからと言って、アイブロウも黒くしすぎてしまうと、重たい印象になってしまいます。
こういう場合は、「黒目」に近い色みを選ぶといいでしょう。
アジア人で黒目が真っ黒の方は、ほぼいません。
明るい茶色~こげ茶くらいが主です。
この二つをご参考に、アイブロウの色を選んでくださいね。
今回は、まずアイブロウを分かりやすく理解していただくために、基本の形と条件をお伝えしました。
現在のご自身のアイブロウと基本の条件との違いを、まずは見つけてみてください。
左右比対称が気になる方は、「眉頭」「眉山」「眉尻」とポイントポイントで左右を見比べると、どこがどのように違うのかが見つけやすいですよ。
次回は、実際にアイブロウの描き方についてお伝えします。
どうぞお楽しみに!
|
|
関連コラム
-
-
Natsumi Yamashita
-
-
マダムNORIKO
-
BEAUTY LATTE
|
|