彼氏の高スペック(学歴・肩書き・家柄など)を自慢する女性の心理と対処法
「高学歴や家柄の良さ・肩書き・勤め先」といった彼氏のスペックの高さを自慢する女性の心理と対処法を紹介。友達関係も打算的になりやすいタイプだから気をつけて。
こんにちは、 えむ心理研究室の石割美奈子です。
会うたびに、延々と聞かされる彼氏自慢。
しかも、その自慢が、次のように彼氏の物質的・能力的な部分の自慢だったらどう思いますか?
- 「彼って〇〇大学卒で超頭いいの!」
- 「△△(有名企業名)の企画担当だから忙しくて~」
- 「実家は田舎だけど、土地をいっぱい持ってるの~」
- 「英語がペラペラだから、将来は海外に永住するかも~」
このようなスペック自慢だと、どんなに寛容な人でもイラッと来ることがあると思います。
今回は、地位・学歴・スキルといった物質的・能力的な部分を強調してくる彼氏自慢女子の深層心理とそんな女子たちへの対処法をご紹介します。
基本的に、家柄など生まれつきその人に付随している物質的なことを自慢するというのは、あまり賢明とは言えません。
たとえば、家柄自慢を例にとってみましょう。
自慢しているのが、良い家柄に生まれた当の本人だったとしても、「どんなに家が良くても、本人がアレじゃあね…」「ドラ息子でご両親は落胆してるでしょう」と、逆に株を落とすこともしばしばです。
このように、本人が自慢しても「痛い人」認定されがちな「物質自慢」ですから、第三者である彼女が、彼氏の「物質的な特権」を自慢するのは、相当「イタイ彼女」だと言わざるを得ません。
それでも、ついつい自慢したくなってしまう女子もいます。
それは、その「物質的なもの」を非常に欲しがっている場合です。
つまり、家柄の良い人と付き合いたい、あるいは結婚したいと強く願っていた場合は、ついつい自慢してしまいたくなることもあるでしょう。
他力本願的な性質を持っている可能性が高いです。
例えばですが、家柄なんて、手に入れようと思っても不可能に近いです。
つまり、家柄を欲しがること自体、普通に考えれば不相応というか不自然な話。
そんな人の深層心理を考えると、そもそも自分の生まれを恥じているのかもしれません。
彼女の心の中には、暗く卑屈なコンプレックスが横たわっている可能性があります。
高い学歴や安定した所属先といった能力的なものも、もし自分が得たいと思えば、努力して自分の力でゲットするというのが自然な流れです。
学歴の良い彼氏や有名会社に勤めている彼氏を、まるで自分がすごいかのように自慢する女子は、「自分では達成できなかった(する気もなかった)けどなんとかしてゲットした」と思い込んでいるタイプだといえるでしょう。
かなり打算的で、あきらめの悪い性質を持っている可能性が高いです。
このように、なかなか付き合いづらい「物質的・能力的な彼氏自慢女子」。
どのように対処していくのが良いか考えてみましょう。
このタイプの女子は、とにかく周りを羨ましがらせたくてたまりません。
ですから、「へー、〇〇ちゃんの彼氏ってすごいねー」と言っておくのが無難でしょう。
本音じゃなくても or ぶっちゃけ悔しくても、適度にうらやましがっておくのが吉
なんだか悔しい気持ちがある人もいるでしょう。
「羨ましがりたくなんてない。でも、なんでこんな子がエリートな彼氏を捕まえられるんだろう…」といった黒い気持ちに包まれて自己嫌悪、そんなスパイラルにハマってしまう人もいるかもしれません。
悔しいのも、黒い気持ちが湧き上がるのも、自然なことです。
羨ましがっておくのが無難とはいえ、「〇〇ちゃん」がすごいのではなく「〇〇ちゃんの彼氏」がすごいと事実を言っておけば、多少は溜飲が下がるかもしれませんね。
ともあれ、このタイプの彼氏自慢女子は打算的なことが多いので、友だち付き合いもかなり変則的です。
このタイプの女子は、たいていの友だち付き合いが「消極的なマウンティング」になります。
自分が勝てる(と思い込んでいる)相手とだけ友達になる、そんな友人選びをすることが多いです。
あるいは、このタイプの女子が自分より明らかに上な人と仲良くするときは「物理的恩恵」を期待していることが多いです。
たとえば、「お局様のご機嫌をとることで会社での居心地を良くする」とか、「お金持ちの友達を作って奢ってもらう」など、彼氏選びと同様、社会生活・私生活でも打算的な他力本願を発揮しているケースが多々あります。
彼女は、勝ち負けでしか物事を考えられない人。
彼女は、まず損得勘定で生きる人。
そう思って距離を置くのも、あなた次第です。
自慢話で相手も自分も嫌になってしまう前に、相手の心理を分析して付き合い方を工夫していきましょう。
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えむ心理研究室室長、臨床心理士の石割美奈子と申します!よろしくお願い致します。
スポーツトレーナー、メンタルコーチ、心理相談員の経験を経てさらに心理学を深く学ぶ必要性を感じ、東京国際大学大学院臨床心理学研究科(博士課程前期)を修了。
臨床心理士の資格を得て、心理カウンセラー、メンタルコーチ、スポーツメンタルトレーナー(テニス・バレーボール等)、およびプロ家庭教師として活動しております。
2013年、心理学・教育学・スポーツ科学の統合的な研究と専門性を活かしたメンタルサポートをポリシーとする「えむ心理研究室」を立ち上げました。
【臨床心理士および「家庭教師カウンセラー」として】
心理カウンセラーとしては、精神分析を専門としており、主にカフェにてカジュアルなかカウンセリングを提供しています。
訪問心理療法、オンライン相談も承っております。
また、全国でも珍しい【臨床心理士でありプロ家庭教師でもある「家庭教師カウンセラー」】として、ご近所から遠方にお住いの方まで、幅広く学習支援と心理的な支援を同時にさせて頂いております。
得意な相談内容は以下のとおりです。
・不登校・ひきこもりの方と親御さんの支援
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日常生活ではなかなか得られない、心理的な洞察を深める和やかな相談時間をお約束します。
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どうぞお気軽にご相談ください。
【メンタルコーチとして】
スポーツ選手の方、
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コミュニケーションに課題を感じる方を対象に、
メンタルコーチングをさせて頂いております。
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精神分析を主軸とした自己洞察やイメージトレーニング、ロールプレイングなどを通じて一緒にがんばってまいります
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