脚の疲れやむくみ、角質、匂い…原因と対策方法は?フットケア専門医に聞いた、よくある足の悩み解消法!綺麗な生足美人になる秘訣を解説します。
久しぶりに自分の足を見たとき、その有様に愕然としたことはありませんか?
パンパンにむくんだお疲れ脚にガサガサかかと、そしてニオイ…とてもではありませんが、すらりと綺麗な美脚には程遠い現実に気づき、慌ててフットケアを行うも間に合わない。
明日素足を見せる用事があるのに!
そんな悲鳴が聞こえてきそうです。
ちなみに足を出す季節と言えば夏。
ピップエレキバンなどで有名なピップ(株)調べ※1によると、皆が感じている足まわりのトラブルは以下の通り。
1位 脚の疲れやむくみ 72%
2位 かかとの角質・ひび割れ 65%
3位 足のニオイ 54%
4位 タコ・魚の目 48%
5位 脚のゆがみ・O脚 43%
6位 外反母趾 31%
※1 ピップ(株)調べ 2014年5月(n=900,15-49歳女性)
フットトラブルTOP3は、「脚の疲れやむくみ」が堂々の1位。
続いて「かかとの角質・ひび割れ」、そして3位は「足のニオイ」でした。
この足のトラブル…覚えがある症状ばかりではないでしょうか。
これら足の悩みTOP3を解消する3ステップを、フットケア専門医から教えていただきました。
立ち仕事もデスクワークも等しく悩まされているのが、足のだるさやむくみ。
特に夏に起こる足のだるさは、気象の影響を受け下肢循環が悪くなることが原因です。
下肢全体につながっている筋肉、血管、リンパ管の循環を良くするのが、「足部・ふくらはぎ・太もも」の筋肉ポンプです。
しかし、この3つの筋肉ポンプのどれか1つでも機能しないと、水分や老廃物の循環が悪くなります。
上記のことから、足のだるさやむくみを感じている人は、3つの筋肉ポンプのいずれか、あるいは全ての働きが滞っている可能性があります。
☑ マッサージを行う
☑ 着圧ストッキングや着圧ソックスを履く。太ももまであるタイプだとなお良し
☑ 足指じゃんけん、つま先立ち運動を行う
☑ 足裏を刺激するグッズなどを使う など
かかとのひび割れは気づきにくいうえ、見つけるとかなり落ち込みますよね。
見た目もよろしくありませんし、ストッキングが引っかかって伝線してしまうこともしばしば。
このかかとのひび割れは、かかとの皮膚の角質肥厚(核化)によるものです。
- 角質肥厚(核化)とは?
足裏のターンオーバー(新陳代謝のサイクル)がうまくいかないことで、このようなトラブルが起こります。
☑ 血行促進効果のある、ビタミンE配合クリームを塗る
有名な「ユースキンA」などは、ビタミンE配合クリームです。
ポイントは、使用量。
人差し指の第二関節あたりまでたっぷり取り、ひび割れ部分に塗り込むのがよいとのこと。
結構使いますね…!
お風呂上りに軽くマッサージをしながら塗ると、さらに効果的です。
お悩み1位かと思いきや、意外と3位だった足の臭い。
ブーツやスニーカー時だけでなく、サンダル時でも足の臭いは発生します。
直ヌリ制汗デオドラントで有名な「デオナチュレ」を販売するシービックが実施した調査によると、夏にサンダルでもニオイが気になると答えた人は6割。
指と指の間に隙間がなく、サンダル部分に直接密着するため通気性も悪く、汗が乾燥しにくいため、悪臭の原因になりやすいのです。
さらに、皮やビニール素材のサンダルは汗の吸収が非常に悪いため、さらに悪臭を放ちやすくなります。
☑ 足指を一本ずつ洗い、きちんと乾かす
☑ 汗を抑える制汗剤やクリームを塗る
汗をかいたら駄目だと思うほど、変な汗をかいてしまいますよね。
制汗剤や制汗クリームを塗ることで、心理的にも安心し、汗を掻きすぎることの予防にも繋がります。
普段自分ではじっくり見ない部分ですが、他人からは実はしっかり見えています。
何もケアをしないままでは、せっかくヘアスタイルや服を整えたとしても台無しです。
リゾートや海、温泉、お泊り時でも、躊躇いなく綺麗な素足を見せられるよう、普段からフットケアを習慣化していきましょう。
|
|
関連コラム
|
|