「婚約指輪をサプライズで渡して彼女を感激させたい」と考える男性がいます。ですが、デザインやブランドが好みでないなど、女性から不評な場合も…。女性を満足させるためには、愛のある徹底した事前のリサーチが必要です。
こんにちは。自由な発想で自分の想いを込める手作り指輪の専門家リングプランナーの飯田馨です。
最近、婚約指輪やプロポーズにおいて、男性が主体性を発揮することがとても難しい時代だと感じます。
今回は、男性が「主体性を持って」婚約指輪を選ぶ重要性について綴りたいと思います。
主体性を持って選ぶことで、独りよがりな指輪選びを予防することができます。
主体性とは、“外的要因ではなく、自分自身で判断し、言動を選択できる能力”を意味します。
つまり「自分で選択し、責任をとる」ということです。
「婚約指輪は給料の3か月分」とよく言われます。
婚約指輪の平均金額、給料の1ヶ月分、人気ブランドなどを意識して選んでいる男性は、何かに影響されて判断する“自主性”が強いタイプと言えます。
このような条件ばかりを重視して選んだ指輪を贈った場合、女性からはどんな反応が返ってくるでしょうか?
- サプライズで婚約指輪をもらった事は嬉しいけど、本当はデザインが気に入らなかった。
- 婚約指輪を彼が選んできてくれたのは嬉しいけど、私の好みのブランドではなかった。
- 婚約指輪をもらったけど、普段使いしやすいデザインじゃないのが残念…。
男性が一方的に選んだ指輪を貰った女性からは、上のような意見が聞かれました。
婚約指輪を貰えるだけでも幸せという女性もいますが、小さい頃からの憧れ、一生に一度の婚約指輪と想いのある女性を満足されることは難しいようです。
逆に、自分が納得できるものを男性から贈って欲しいと、女性が主体性を発揮するようになりました。
男性が主体性ではなく、自主性を軸に指輪を選んでしまう原因として、次のようなものが挙げられます。
- インターネットや本などから情報を収集し過ぎている。
- お店に並ぶ婚約指輪を見たり、店員の接客をされて、目移りや心移りをして決めている。
- お店の成約特典、特典の数など、諸々のメリットを比較したり、優先したりする。
- ダイヤモンドルースを選んで購入して、仮のリングでプロポーズするなどの手法を選ぶ。
- 最初からサプライズプロポーズをすると決めている。
彼女が喜ぶ顔を思い浮かべながら、最高の婚約指輪を選んでいる時間は、本来男性にとって楽しみであり、幸せな時間を過ごせる期間なのです。
☑ 彼女の指輪のサイズや好きなブランド、好みを必死に考える。
☑ ブランドや好みのタイプなどをリサーチするために、デートプランを考えデートに誘う。
☑ プロポーズや婚約指輪について何もわからない不安を解消するために、早めに行動を始める。(1年~2ヶ月前)
☑ より相手に好感を持ってもらえる婚約指輪選びを心がける。
「あなたを一生守ります。結婚しよう」という想いを込めた婚約指輪だからこそ、その想いをプロポーズでしっかり伝えようと考えるのが自然の流れになります。
晴れてプロポーズが成功すれば、その指輪は、結婚まで二人を紡いでいくはずです。
私の持論ですが、正しい婚約指輪とは、彼女が心から感動して喜んでくれて、彼が一生自慢できる精一杯の想いを込めたものです。
さらに、両家の両親にも喜ばしいものであることです。
ダイヤの質やデザイン、特典などではありません。
また、誰かと比べるものでもありません。
ふたりにとって一番のものとは、愛する・愛される幸せ、喜びや安心感を与えてくれる象徴(証)であることだと考えます。
みなさんにとって、一番のものとはなんでしょうか?
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