「飲み会に呼びたくない人」になってない?マナー講師が教える、歓送迎会で気を付けたいこと7つ
会社(職場)やサークルなどで開かれる「歓送迎会」を楽しく過ごすための大人のマナー。幹事を困らせない歓迎会・送迎会ルールを学びましょう。
こんにちは。マナープロトコール講師の矢野誉美です。
春。出会いと別れの季節でもあります。
今回は、歓送迎会を楽しく過ごすためのマナーをご紹介したいと思います。
歓送迎会は、忘年会や仲間内での飲み会と違い「送られる人」または「新しく迎える人」が主役の会です。
「親しき中に礼儀あり」と言われているように、たとえこれまで友達のように仲良く仕事をしてきた仲間でも、お世話になった感謝の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
また、新しく入る仲間は特に緊張しているもの。
自分から積極的に声をかけて、これから一緒に仕事をしていく上でのコミュニケーションの第一歩にしましょう。
大勢の人数をまとめる役の「幹事」は、想像以上に大変なもの。
急な人数の追加や欠席などは、必ず幹事さんに事前に連絡をするようにしましょう。
欠席の場合には、お店によってはキャンセル料を取られる場合もあります。
やむを得ず欠席する時には、キャンセル料を支払う気持ちで幹事さんに相談してくださいね。
また、アレルギーなどで食べられないものがある場合にも、事前にきちんと伝えておきましょう。
当日になってテーブルに並んだ料理のほとんどを残すことになったり、あれ食べられないこれ食べたくないなど言っては、せっかくの会も台無しになってしまいます。
お店は、何日も前から幹事さんが事前に細かな打ち合わせをして選んだ会場です。
「○○の方がおいしい」「別のメニューがいい」など、お店の批評をするのはタブー。
食事も大切ですが、その場に居合わせる人とのコミュニケーションを大切にしましょう。
お酒の席では勧められるとなかなか断れないもの。
ですが、どうしてもお酒が苦手な場合は無理に飲まずに、アルコールが苦手であることを伝えましょう。
反対に、お酒を無理に勧めるのもよくありません。
程よくお酒と付き合いながら大人としての配慮を心がけてください。
一部の仲間内で固まり、内輪話ばかりで盛り上がるのも、楽しい雰囲気に水を差すことに。
食事のマナーの基本は「一緒にいる仲間と楽しい時間を過ごす」ことです。
少しずつでも多くの仲間と会話が出来るよう心掛けてみてください。
お会計は事前の集金や当日の支払いなど様々だと思いますが、幹事さんに催促される前にスムーズに支払うよう心がけましょう。
出来ればお釣りのないように、事前に用意しておくといいでしょう。
楽しく盛り上がっている会もお開きの時間です。
まだまだ話したいのはやまやまですが、お開きの時間は社会人のマナーとしてきちんと守るよう気を付けましょう。
帰り際に、幹事さんに労いの言葉をかけてあげると、お互いが気持ちいいですね。
一昔前、「飲ミニュケーション」という言葉が流行したように、私たち日本人はお酒を交わしながら仲良くなる術を身に着けていたようです。
時代は変わり、個々の時間を大切にする風潮になってきましたが、同じ仕事をする上での仲間との時間は、業務を円滑に行う上でも大切な時間であることには変わりありません。
ちょっとお酒が苦手な人も、少しだけ勇気をもって歓送迎会に参加してみてはいかがでしょうか?
案外、上司や部下の垣根を越えて、さらに仕事がスムーズに運ぶきっかけになるかもしれません。
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外見だけでなく、内面も同時に磨けたら。
マナーとは敷居の高いものではなく、産まれてから今日に至るまで日々、家庭の中で育まれてきたものです。
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