テザリングは、スマホなどを使い、PCやタブレットをネットへ接続できる機能のことです。

スマホがルーター代わりとなる機能で、外出時にタブレットやパソコンをネットへ繋ぐ際は、非常に便利だと思います。

 

今回は、テザリングするスマホ(ルーター)の設定と、端末(タブレットを想定)でネットに繋ぐ方法をご紹介します。

 

 

まずは、テザリングの際ルーターとなるスマホの設定を行いましょう。

既にスマホへSIMカードを挿入している状態を想定します。

 

今回は、手元に用意できる環境の都合上「Freetel priori2(android5.0)」と「DMM mobile」を使用しています。

端末やAndroidバージョンによっては、若干設定方法が変わる場合もあることをご了承ください。

 

最初に端末のアプリ一覧から「設定」を選びましょう。

google設定ではありませんので、間違えないようにご注意ください。

 

「無線とネットワーク」という欄がありますよね。
ですが、テザリングの項目はこの一覧にありません。

「もっと見る」(端末により「その他」など)を選びましょう。

 

 

「テザリングとポータブルアクセスポイント」という項目がありました。
これをタップして選びます。

 

端末によっては項目名が「テザリング」になります。

 

 

 

 

 

項目のネットワーク名は、ネットへ接続する端末側の一覧に表示される名前です。
デフォルトでも好みでもかまいません。

 

 

項目を下へスライドすると、「パスワード」の入力欄がありますが、これはネットへ接続する端末側で必要になります。

不正利用防止のためにも、わかりにくいパスワードを付けましょう。

 

 

「ポータブルアクセスポイントFT142Aが有効です」とメッセージが表示されました。

これで設定は一応完了です。

 

 

ですが、ネットに繋ぐためには、あと一設定必要です。

「もっと見る」の設定画面に戻り、「モバイルネットワーク」の設定を開きましょう。

 

 

 

スマホに挿入したSIMカード(契約業者)のアクセスポイントは設定済みですか(今回はDMM mobile)。

スマホ単体でネットに接続できる状態なら、すでに設定はOKなので問題ありません。

さあ、テザリング準備は整いました。

他の端末を繋いでみましょう。

 

他の端末をテザリングで接続する場合、一般的なルーターと同じくWi-Fi(無線LAN)を介してネットへ繋ぎます。

ネットに繋ぎたい端末はWi-Fiの設定をするだけですね。

逆にWi-Fi以外で接続する場合、USBテザリングなどが必要になります。

今回はタブレットを繋いでみましょう(タブレット側はAndroid 4.42です)。

 

 

 

 

大丈夫ですね。
では、Wi-Fiを選んでみましょう。

 

 

 

なにやら一覧が出てきましたよね。

この一覧の中から、先ほど設定したネットワーク名(今回はFT142A)をタップします。

 

もし出ない場合は、上部の「＋」をタップし、設定を行いましょう。

 

下のような画面で「ネットワークに接続」を選ぶと、パスワードの入力を求められます。

 

 

先ほど設定したパスワードを入力し、接続を押せば、これでタブレットをネットへ接続できます。

 

無事Wi－Fiでスマホとの接続が完了しました。

「接続済み」となればOKです。