UVレジンで手作りヘアアクセを作ろう。簡単ヘアゴムの作り方
レジンで出来るかわいいヘアゴムの作り方を紹介。鮮やかなドライフラワーを閉じ込めた、オリジナルのヘアアクセサリーをハンドメイドしてみませんか?
UVレジンとは、紫外線に当たることで液状からプラスチックのような硬さまで硬化する合成樹脂のことです。
様々な素材をレジン液に入れ、一緒に硬化させることで、自分の好きなものを封入したアクセサリーパーツを作ることが出来ます。
今回は、レジンの透明性を活かしたレジンパーツを作り、ヘアゴムに加工したいと思います。
鮮やかなドライフラワーと一緒に硬化させてみましょう。
曇りや雨などの天気の悪い日や、紫外線の弱い冬場、あるいは夜でも安定した紫外線を照射することができ、UVレジンを硬化させることができます。
天気のいい日であれば、窓際に置いて太陽光を当て、その紫外線で硬化させることができます。
UVライト(紫外線照射器)を使えば、短時間でUVレジン液を固めることができます。
今回は、9Wのものを使用します。
今回はUVレジンを使用するため、紫外線を通す半透明のシリコン型を使用します。
半透明の型であれば、裏側からも紫外線を当てることができます。
100円ショップでも様々な形の半透明なレジン用シリコン型が販売されています。
また多くの手芸店でも、種類豊富に販売されていますので、お好みのものを使用してください。
- ドライフラワー
アクセサリーパーツや、ドライフラワーを販売している通販ショップを利用すると、手軽に購入できます。
今回使用するのは「スターフラワー」というネーミングで販売されている、レジンの封入素材として人気の高い小さなドライフラワーです。
- ホログラムやスパンコールなど
マドラーやピンセットは、封入素材を配置するときに使用します。
爪楊枝は、UVレジン液をすみずみへ行き渡らせるためや、気泡を取り除くときなどに使います。
クリアファイルは、UVレジン液が作業台の上につかないように、下敷きマットとして使用します。
UVレジン液がこぼれた場合、クリアファイルの上なら、硬化させれば綺麗に取り外せます。
ゴムの結び目を隠すことができる金具パーツです。
シリコン型は、シリコンという素材の特性から埃や繊維が付着しやすく、水で洗い流してもなかなか落ちません。
埃や繊維が混入すると、レジンは透明度が高いため、レジンの中で思いの外、目立ってしまいます。
レジンを注ぐ前に、ガムテープでペタペタとシリコン型の掃除をしてから初めます。
爪楊枝を使って薄く広げ、一旦硬化させます。
硬化不良を防ぐため、こまめに硬化させることがポイントです。
UVレジンは紫外線に当たると硬化が始まりますので、実際の作業は紫外線の当たらない場所で行ってください。
レジンの封入パーツとして販売されている、小さなドライフラワーを使用します。
そのままレジン液の中に入れて固めると、お花の周囲が気泡だらけになります。
それを防ぐために、ドライフラワーにUVレジンを垂らし、爪楊枝で花びらの付け根など、表面に薄く伸ばし、硬化させます。
表面が硬化できたら、花びら隙間など、角度を変えて硬化させます。
シリコン型の中に少量のレジン液を継ぎ足し、先ほどコーティングしたドライフラワーを型の中に配置して硬化させす。
硬化できたら、お花の影になった部分にも紫外線が当たるように、型を逆さまにして反対側からも紫外線を当てます。
表面が硬化したら、シリコン型の裏側からも紫外線を当てておきます。
シリコン型の底を押し上げるようにすると、簡単に型から外すことができます。
レジンパーツが少しべたつくような感じがしたら?
それは、紫外線不足が原因です。
型から外した状態で表面、裏面ともに紫外線を照射し、完全に硬化させましょう。
結び目は、ヒキモノで隠します。
留め具パーツを、レジンパーツの裏側にボンドで接着すれば完成です。
ドライフラワーを封入する際、レジンでコーティングする一手間で、お花の周りに出現する気泡をかなり防ぐことができ、完成時の見栄えが良くなります。
少し手間がかかる作業ですが、興味のある方はぜひお試しください。
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