リカちゃん、ジェニー、バービー人形ブーム再熱!靴下から作る、ハンドメイドお洋服の作り方
リカちゃん・ジェニーちゃん・バービー人形…いま再び、大人の女性の間で再ブーム中!人形に着せる服を手作りする人も増えています。
リカちゃん・ジェニーちゃん・バービーといえば、幼い頃に着せ替えやおままごとをして、多くの女性の方がお人形遊びした経験があるのではないでしょうか。
言わずと知れた女児玩具ですが、子供の頃にお人形遊びをした女性が成長し、自分の子供や孫を通して、再びお人形と向き合う女性が増えています。
子供の頃よりお金も自由に使え、手先も器用になり、『リカちゃん・ジェニーちゃん・バービー』に服を作ったり、好きなアニメや俳優、スポーツ選手と同じ衣装を着せたり、インテリアとして飾ったり、ファッションドールとして世代を超え愛されています。
SNSが普及した現在では、素敵な写真がたくさん投稿され、賑わっています。
今回は、そんなお人形たちに着せる、リアルクローズなニットセーターの作り方をご紹介したいと思います。
今回は、女性用の冬用靴下1セットを使いました。
100円ショップにも、女性用やキッズ用の可愛い柄の靴下が種類豊富にありますので、1着あたり100円ほどで作れますね。
1.(左上の図)
まず片方の靴下を使います。
2.(右上の図)
画像のように裁断します。
3.(左下の図)
前身頃と後身頃になるパーツを作ります。図のような形に裁断します。
4.(右下の図)
前身頃と後身頃の首周りを、浅いUの字になるように、それぞれカットします。
前身頃は後身頃よりも、やや深めに首周りをカットします。
5.(左上の図)
肩の部分を、中表で縫い合わせます。縫い方はかがり縫いです。
靴下の値段に関わりなく、裁断面がほつれてくるものと、ほつれてこないものがあるようです。
ほつれてこないものなら、なみ縫いでも大丈夫です。
この靴下は裁断面がほつれてこないタイプのものでしたが、念のためほつれ予防に、5mm間隔くらいでくるくると巻きながら縫う、かがり縫いをしています。
6.(右上の図)
後身頃の中央を切り開きます。
7.(左下の図)
靴下の履き口の部分を、後身頃の首周りの端から縫い付けます。
余った部分は切り落とします。
裏側はこのような縫い目になっています。
今回は糸が見えるように黒い糸を使っていますが、靴下と同系色の糸を使ってください。
8.(右下の図)
表側はこのような状態になりました。
ノースリーブのタートルネックセーターの状態です。
9.(左上の図)
次は袖を作ります。
先ほど裁断してあった、かかとから下の部分の、足の甲の部分を用意します。
10.(右上の図)
両端にハサミを入れて、裁断します。およそ四角い形のものが2枚できます。
かかと、つまさき、の部分は今回は使いません。
11.(左下の図)
1枚は、真ん中を縦に半分に裁断します。
12.(右下の図)
もう1枚で、袖口になるカフス部分を作ります。
上の図のようにカットして形を整え、袖の肩の部分(山になってる部分)の形を整えます。
着せたいお人形の腕に合わせ長さを調整しましょう。
13.(左上の図)
カフスを半分に折って、袖本体と縫い合わせます。
14.(右上の図)
カフスを抜いた桁袖を縦半分に中表で折り、端を縫い合わせます。
15.(下の図)
ピンセットを使いひっくり返します。
これで片方の袖が完成しました。
もう1本、同じものを作ります。
16.(左上の図)
先程の袖を、中表の状態の身頃の脇から通します。
17.(右上の図)
肩の上と、脇の下の部分の位置を確認し、まち針で固定します。
18.(左下の図)
袖と身頃をぐるっと一周、縫い合わせます。
19.(右下の図)
もう片方の袖も縫い付け、ひっくり返した状態です。
ほぼ完成形に近付いてきました。
20.(左上の図)
次はセーターの裾を作ります。
もう片方の靴下の履き口をカットします。
21.(右上の図)
輪になっている履き口の1箇所を切って、1本の長い帯の状態にします。
22.(左下の図)
身頃を広げた全長と、履き口の全長の、始点・終点・と中央を、まち針で合わせて縫い合わせます。
23.(右下の図)
このあと、後身頃の中央の裁断面は、5mmくらいのところで内側に折って縫い合わせ、スナップボタンやマジックテープなどをつけたら完成です。
裾をつける行程で履き口を切り取った靴下の残りで、パーカーを作り、かかとの丸みを利用してパーカーの帽子にしてみました。
上の画像はリカちゃん人形です。
右側のリカちゃんが着ているニットのセーターも、今回ご紹介したものと同じ方法で作りました。
身頃の丈を長く取れば、ニットのワンピースにしたり、色々とアレンジすることができます。
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