こんにちは、結婚コンシェルジュの芦田直子です。

婚活中なのに恋愛が面倒くさいなんて致命傷、と思われるかもしれませんが、この症候群にかかっている人は結構多いのです。

婚活中の人にも見られる「恋愛が面倒くさい症候群」。

何故そのような気持ちになってしまうのか、検証してみましょう。

現代人の多くがメールやLINEなどでコミュニケーションを取っている今、人と面と向かって話すことが、現代の若い男女共に大変苦手です。

仕事上でのコミュニケーションやサービス業上でのやり取りは出来ても、丸腰の自分となると弱いのです。

肩書や○○会社〇〇部○○科の○○という、何かの一部、何かに属しているという自分なら、安心して物事を伝える事が出来ても、素の自分となると、何をどう伝えてどう聞いて良いのかが分からないという特徴があります。

イベントやお見合いでマッチングしても続かない、結婚にまで発展しないというお悩みも多いです。

元々コミュニケーションが苦手なので、メールの返信が遅かったり、返事が思ったものと違ったりすると、「相手から良く思われていないのかな？交際を断られるのかも？」と勝手に思い込み、シャッターが降り、気持ちも萎えてきます。

自信の無さからマイナスイメージが増幅し、安全な自分の殻に閉じ籠る。

傷つきたくない、嫌われるのが怖い。

そんな気持ちが大きくなり、自分の時間を優先させてしまうのだそうです。

コミュニケーション能力は、幼い頃からの積み重ねで育まれます。

核家族化し、メールでのコミュニケーションが主流の現代では、何度か苦い体験に合うと不安になり、他人との付き合いが億劫になるのです。

独身期間が長ければ長い分、自分以外の人とのコミュニケーションを続けるには、正直疲れるし、面倒くさいと思うのも無理はないかもしれません。

何かあると、やはり居心地の良い自分の世界に戻りたくなるのでしょう。

人は変化が怖いものです。

「お見合い結婚」と聞いて、皆様はどんな印象を持たれるでしょうか？

私自身も、この仕事に携わるようになる前は、「お見合い」というと古くさくて、形式ばかりが重視されているような気がして、良さが分かりませんでした。

そもそも、コミュケーションが苦手な方が、そのままいきなり男女のお付き合いをスムーズに運ばせるのは至難の業。

その場合は、まず男女関係をあまり意識せず、人付き合いとして入ることをお勧めします。

その点、「お見合い」は信頼する方やサロンを通してご縁をいただき、その方と少しの間、人付き合いをしてみることができるシステム。

そこで見えてくる事は沢山あります。

本当に不思議ですが、ご縁というのは、今のあなたにピッタリの方としか出逢えません。

信頼する方からのご縁であろうが、何処かのサロンからの勧めであろうが、あなたに来るご縁のある方は、今のあなたに必要な方です。

それは、お見合い相手に限らず上司、後輩、友人、親、兄弟まで、全てのご縁は、あなたが幸せになる為にあなたに何かの気付きを与えてくれる、あなたを磨いてくれる相手です。

今、お付き合いしている方が最終的に結婚相手になるかは分かりません。

ですが、確実に言えるのは、今のあなたにピッタリのお相手なのです。

是非、目の前のご縁に感謝して、人に対して心配りやその人の良い所を見る癖、コミュケーション能力を養ってみてください。

結婚相手を探そうとすると、より素敵な人、より完璧な人をどうしても求めてしまいがち。

より出来上がっている異性を探そうとすれば、なかなか決められないのも当然です。