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  • 【NY旅行で行ってみたいナンバーワンの店!】ステーキハウス ピーター・ルーガー

日本ではGWの真っ直中ですね。季節も良いし、ご旅行に出掛けていられる方も多いでしょう。
NYにいらしている方もいるかもしれませんね。
ファッションも良いけど、食い意地も大事!皆さん、食べることは大好きですよね。

ステーキハウス ピーター・ルーガー(PeterLuger)は観光客に大人気です
NYイチのステーキ、予約が取りづらい、支払いはキャッシュオンリーとして名高いですが、実際はどうなのでしょうか?いつか行ってみたいと思いつつ、行くチャンスに恵まれませんでしたが、今回タイミングがあり長年の夢を果たしましたので、皆さんに情報公開しますね。

 

 

1887年から、126年も営業している老舗です。

 

 

 

店内には、ザガットのレーティングが誇らしげにずらっと飾ってあります。

 

 


ハイテクのこの時代に、受付には手書きの分厚い予約リストを抱えた年代物のレディ(後ろ姿の赤いスカートの方)が。名前を告げると、予約客の名前が頭に入っているのか頷いて、『しばし待て』と言われました。この店の看板バーサン(失礼、レディでした)なのかも?良い味出ていますよ〜。電話番は3人いらして、ひっきりなしに入る電話をひたすら取っていました。

 

予約の際、日本人の名前は難しいので、名字を略すとか(藤川→Fuji)、名前にするとか(エリ→Eri)が相手に分かりやすいです。
本名である必要はありませんから、適当なアメリカンネームにして、キャシーでも、アンジェリーナでも良いです。ただし本人が忘れないよう、覚えておいて下さいね(笑)。

 

 


週末のランチに予約を入れてありましたが、バーカウンターでしばし待たされます。ここで喉を湿らせて、待つ人多し。待つ間に、きびきびと働くウェイターが良い匂いのするステーキを抱えて、次々と通り過ぎます。ああ〜、早く食べたい!と期待も高まるもの。

 

 


古き良きアメリカを感じさせて、良い雰囲気ですね。大人の素敵な男性に連れてきてもらいたい店です。

 

 


ハコ自体はかなり広いのですが、調理場でステーキを焼く限度があるのか、予約があっても席に通されるまでは時間がかかります。席に案内された時は、土曜日の1時頃でまだ空席がありましたが、その後続々と来て、満席になりました。メインダイニングルームは、3つあるようです。シンプルで、落ち着けます。

 

 


まずサーブされるのがパンなのですが、これが絶品!オニオンブレッドほか全部で3種類。
パン生地は、外側はパリッと、内側はしっとり、もっちり、オニオンがパンの中にも入っていて、塩味の加減も良く、最高。どこのベーカリーで売っているのか聞きたい程でした。
ステーキが食べられなくなるので、パンを食べ過ぎるなというアドバイスが多いですが、私はこのパンを食べにまた行きたいっ!

 

 

 

ニューヨークと言えば、ビールは地ビールのブルックリン・ラガー(BrooklynLager)を飲んで下さいね。

おススメの美味しいコクのあるビールです。

 

 


これが名高いステーキです。

Tボーンステーキで、ヒレとリブアイの2種類が楽しめます。焼き加減は、ミディアムレアからミディアムがおススメです。
私達は4人(女性3名、男性1名)で出掛けて、Steak for Three (3人前)をミディアムレアでオーダー。頑張りましたが食べきれずに、残りは持ち帰りました。
ステーキは、Steak for Two(2人前)、Steak for Three(3人前)、Steak for Four(4人前)の4種類がありますが、かなりボリュームが多いので、よほどの大食いがいなければ、オーダーは実際の人数分からマイナス1または2にした方が良いと思います。
食べきれなかった分は頼めば、持ち帰り用に包んでくれますよ。

 


ステーキと付け合わせは、ウェイターがサーブ。
付け合わせは、ジャーマン・フライドポテト(Luger's Special German Fried Potatoes )をチョイス。ステーキは肉だけしか出てきませんので、ポテトやサラダが欲しい場合は、別に注文しましょう。
ステーキの一切れは日本の1枚分程のボリュームがあり、噛むと肉の旨味がぎゅっと口内に広がります。ドライエイジング(冷蔵熟成)した肉は、霜降りのステーキとは違う、ワイルドな肉そのものの味が凝縮しています。ミディアムレアの薔薇色のお肉のウマさに悶絶。ううーん、そう来たか〜と唸りますよ。オリジナル特製ソースも置いてありますが、塩、胡椒で食べるのが美味しいと思います。

 

 


コーヒーを頂きながら、ステーキの余韻を味わいます。
ああ、美味しかったねえと、皆で感想を語り合う楽しいひととき。
食器もオールドスタイルで店の雰囲気に良く似合っています。

 

 


お腹がいっぱいであっても、甘いものは別腹。
ぜひ注文して欲しいのが、デザートのチーズケーキ。
チーズケーキはいろいろ試し、好きなベーカリーもありますが、コレがベスト!に取って代わりました。クリーミーで、絶品です。添えられてくるたっぷりの生クリームと共に召し上が
れ。生クリームは思いのほかサッパリしていますよ。

 

 


もうひとつ、おススメのデザートは、チョコレート・ムース。
チョコレートが濃くて、滑らか。

 

有名なデザート Luger's Special "Holy Cow" Hot Fudge Sundae 

ピータールーガー特製  ホットファッジサンデー(生クリームてんこ盛りのパフェ)は3名分くらいのボリューム。こちらも試してみては如何でしょう。

 

 


最後に出て来るのが、金貨の形のチョコレート。
お土産に持って帰りましょう。

お勘定は、アルコールをどれくらい飲むか、付け合わせ、デザートをどのくらい取るかで変わってきますが、平均予算は一名80ドル前後。日本ではこのレベルのステーキを食べることは出来ないですから、決してお高くはないでしょう。
平日のランチメニューを選べば、半額くらいで収まると思います。
ランチのみオーダー出来るハンバーガーも、ぜひとも試してみたいメニューですね。

 

 

 

All Photo by Hideyuki Tatebayashi

 



Peter Luger, Inc.
Brooklyn, NY
178 Broadway
Brooklyn, N.Y. 11211
Reservations 718-387-7400 (予約電話)
予約なしには食事は出来ません。ディナーは混み合っていますが、平日ランチは予約が取りやすいです。キャッシュオンリー。クレジットカード払い不可。

 

 


BY SUBWAY: Take F Train downtown to Delancey Street.
Go upstairs and transfer to the J, M, Z Train over the Williamsburg
Bridge to Marcy Avenue (First stop over the bridge).
Walk on Broadway towards the East River to Peter Luger at 178Broadway
 
地下鉄Fライン Delancy Streetで乗り換え、J, M, Zラインの Marcy Avで 下車。
Google Mapにて、ご自分の宿泊先ホテルから、178 Broadway Brooklynの住所で検索されると行き方が分かります。夜間はマンハッタンから、タクシーで出掛けた方が良いでしょう。


がっつりステーキが食べたい気分になったでしょうか?
店のオールドアメリカンな雰囲気、ステーキ等の味も含めておススメですので、NYにいらした時は是非お出掛けになって下さいね。

ではまた、次回のコラムでお逢いしましょう。

See you soon!!

この記事を書いたコラムニスト

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