スペインの首都マドリードのお祭り6選!旅行観光客も楽しめるラテンイベント(1月~7月)
スペインの首都マドリードの、ローカル色豊かなお祭り。スペインへ観光旅行に行った際には、イベント時期にも注目してみましょう!
スペインには、各地で行われるお祭りが多くあります。
お祭りの日は祝日となるので、家族でお祝いをしたり、賑やかな町へと出掛ける習慣があります。
今回は、首都マドリードで行われる、ローカル色豊かなお祭りの一部をご紹介します。
聖書によれば、12月25日に東方から来た3人の博士が不思議な光に誘われて、そこには奇跡があると信じ、それぞれ馬・ラクダ・像にまたがって旅をします。
すると、光の終点であった馬小屋には、誕生したばかりのキリストがおりました。
神の子が生まれた誕生を祝い、3人の博士がキリストにプレゼントをしたことから、1月6日のこの日は「子供の日」と決められ、スペインの子供たちはたくさんのプレゼントをもらいます。
前日には華やかなパレードが行われ、山車が町を練り歩きます。
そして山車の上から、衣装をつけて3人の博士に扮した人達が、飴玉をどんどん投げます。
この飴玉を受け取ることが出来ると、その年には幸運がおとずれると言われています。
きらびやかな衣装を身に着けて、音楽に合わせて踊るカーニバルが、2月末~3月上旬に開かれます。
最終日には、「イワシの埋葬」というパレードが行われ、趣向を凝らした様々な魚に扮した若者たちが、段ボールで作った棺をかついで歩いてまわるという、とても面白いお祭りです。
聖ホセは、イエスキリストの父親「聖ヨセフ」のスペイン語読み。
大々的なパレードはありませんが、「ホセ」と名前がつく人には「おめでとう」と言って祝う習慣があります。
「ホセ」という名前は、スペインでは非常にポピュラーなので男性に多くおりますが、また「ホセ・ミゲール」や女性の「マリア・ホセ」という名前も、この日には人々に祝ってもらえます。
- ファーストネームの例 「ホセ・ミゲール」、「マリア・ホセ」
「ミゲール」は男性名で、「マリア」は女性名です。
「ホセ」は、父親や祖父の名前を用いていることが多いです。
- ミドルネームを用いる場合
日本人の名前「伊藤由美」さんを例えにご説明すると、次のような並びになっています。
この場合の「田中」は、伊藤由美さんの母親の旧姓です。
伊藤由美 → 伊藤・田中・由美
スペイン人のフルネームも、このような感じになります。
日本名にしてみると面白いですね。
マドリードの守護聖人であるイシドロを祝うお祭りです。
マドリードの中心部であるマヨール広場では、民族衣装をつけた男女が踊りを披露します。
この日は、スペインバルのタパス(小皿料理)とワインなどを楽しんで過ごします。
また、約1か月間は、フラメンコやコンサート、闘牛も毎日行われます。
闘牛は、有名な闘牛士達のショーとなっており、とても人気がありますので、高額チケットでも入手は困難です。
聖アントニオは「人探しの聖人」。
それにちなんで、小さなピンの入った壺に、手のヒラを広げて入れ、その手にピンがついてきたら、1年のうちに恋人が現われるか、結婚できると言われているゲームがあります。
お祭りは、マドリードのパンテオン広場周辺で催され、チョリソーやイカリング揚げなどの美味しそうなおつまみを出す屋台がたくさん出ます。
食べて飲んで踊ってと、とても楽しいお祭りです。
世界的にも知られているマドリードの「ゲイ週間」。
世界中から男女のゲイ達が集まり、町は熱気に包まれます。
ゲイ同士の濃厚なキスシーンにも驚かされますが、最終日には、アトーチャ駅からシベレス広場までパレードが行われます。
このパレードが見もので、それぞれの個性を生かしたパフォーマンスがとても面白く、機会があったらぜひご覧になっていただきたいお祭りです。
マドリードの、ローカル色豊かな楽しいお祭りをご紹介しました。
文化が違えば、祝い事も異なるものだと思いますが、楽しいラテンのお祭りは、日本人にとっても共通する部分があると思います。
機会があればぜひ訪れていただき、普段ではみられないマドリードの違った顔を覗いてみてはいかがですか。
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