にんにくを食べた後の「口臭」消し方13選!口の中がニンニク臭いとき、すぐに消す方法

執筆者: 高野絵梨香
ニンニクは美味しいけれど。

ホイル焼きはもちろんのこと、調味料としてにんにくを入れると、味が劇的に変身します。

特に男性はにんにくが大好きで、ラーメンや料理に沢山入れてしまう方も少なくないかと思いますが、そうすると気になるのがにんにく臭い体臭や口臭。

 

翌日までにニンニク臭を消すための対処法をご紹介します。

 

 

にんにくはなぜ臭いが強烈?

にんにくの強烈な臭いのもとは「アリシン」という臭い成分。

このアリシンが「アリルメチルスルフィド」という成分へ変化し、不快なあの臭いの原因となります。

 

体質に寄りますが、臭いは約16時間ほど継続すると言われており、息だけでなく毛穴や汗などからも臭うのが、非常に残念なところ。

 

ちなみにアリシンは、にんにくを細かく刻めば刻むほど発生します。

おろしにんにくの臭いが特に強いのはこのためです。

 

 

食前に行っておくこと
低脂肪牛乳やチーズを食べておく

食事中や食後ではなく、にんにくを食べる前にこれらの食材を摂取しておきましょう。

たんぱく質がアリシンを包み込み、臭いを抑えてくれます。

 

食中・食後に行っておくこと
パセリを食べよう

パセリに含まれるアルファーピレンという成分が、臭いを抑えてくれます。

 

食事中の飲み物は緑茶で

緑茶は臭いを抑えてくれることで有名ですので、食事中は緑茶を頂きましょう。

高濃度カテキン効果が、臭いを抑える作用を持ちます。

 

濃く入れた緑茶を、食事中または食後1時間以内に摂取するようにしましょう。

 

青汁も効果的

ちなみに青汁の方がカテキン効果は5~6倍高いので、嫌でなければ緑茶の代わりに青汁を飲むことをお勧めします。

 

食後はウーロン茶で

逆に、食後はウーロン茶を飲むようにしましょう。

ウーロン茶は、アリシンが変化した「アリルメチルスルフィド」の臭いを抑える効果があります。

 

 

リンゴは丸ごと食べよう

リンゴも臭い消しに有名ですね。

皮部分に効果があるので、リンゴのポリフェノールとカテキン効果がにんにくの臭いを抑えてくれます。

 

リンゴジュースは果汁100%であっても、皮ごと林檎には敵いません。

 

 

柿などのタンニン食材も効果的

カテキンのほか、渋み成分であるタンニンも臭いを抑制してくれます。

赤ワイン、柿まるごとなどを頂くとよいでしょう。

 

酢を摂る

酢は、にんにくの臭いを発生させるための酵素の働きを抑えてくれます。

食事中でも構いませんし、食後に酢割りのドリンクを頂くのも良いでしょう。

 

 

入浴でじっくり汗を掻く

毛穴から出ているにんにくの臭いを、湯船に浸かって汗で発散してしまいましょう。

代謝を促進し、体内の臭いのもとを出してしまうのが有効です。

 

 

 

なんだかんだでこれが最も効くかもしれません。
とにかく歯磨き!

歯磨きは必須です。

にんにくによる口臭は磨き忘れによるものが大きいので、歯磨きケアでだいぶ改善できます。

 

いつもより歯磨き粉は多めに取り、念入りに磨きます。

気になる場合は2回歯磨きを行っても良いかと思います。

 

 

 

歯間ブラシを使用する

歯間ブラシも必ず使用しましょう。

歯磨きだけでは歯の間に挟まった汚れが取れておらず、口臭が発生してしまいます。

 

口臭のほとんどは磨き残しによるプラークが原因。

歯磨きだけでは6~7割ほどしか磨けていないので、必ずデンタルフロスとタフトブラシを使用し、細かい隙間まで徹底して磨きましょう。

 

これをやる、やらないではかなり違います。

 

舌磨きも忘れずに 

舌も口臭原因の大きな要素。

にんにく臭は舌にも染み付いているので、 舌ブラシなどで磨くことをお忘れなく。

 

デンタルリンスでうがいを

最後に、口臭対策などで利用するうがい液でうがいをします。

 

おわりに

にんにくの臭いのもと「アリシン」は、臭いは厄介なもののにんにくパワーの源。

 

強力な殺菌効果や免疫力向上など、多くの健康効果を秘めた成分なので、翌日が休みの時などは、むしろ積極的に摂取したい食材の1つですね。