こんにちは、美肌アドバイザーのMaikoです。
寝坊した朝や、特に外出がない日のナチュラルメイクはファンデーションと眉毛、そしてマスカラだけという方も多いのではないでしょうか。
近年では、まつげのボリュームを上げることで瞳が大きく見え、若く見えると言われるためか、高機能なマスカラやつけまつげ、そしてまつげエクステなどが非常に浸透しています。
しかし一方で、そういった習慣が脱毛や切れ毛など、自分のまつげにダメージを与えてしまっています。
ここでは、ボリュームのある美しいまつげを手に入れるためのケア方法についてご紹介します。
当たり前ではありますが、まつげも髪の毛と同じように毛周期があります。
一般的に早い人で1ヶ月、遅い人で約3ヶ月と言われており、髪の毛より短いのは毛が短いからです。
毛周期には、成長期、退行期、休止期などがありますが、毛が抜け落ちる休止期は次の新しい毛が生えるための準備期間です。
エクステやマスカラ、つけまつげなど、まつげとその周辺の皮膚に負担をかけることは避けましょう。
その後、短いまつげが見えてくると成長期に入ります。
美容液や保湿ケアなど、まつげを強くするためのお手入れはこの時期が最も効果的です。
日頃のスキンケアの最後に、ちょっと一手間かけてまつげのケアをして上げるだけで、まつげの成長にも大きく差が出てきます。
もちろん、市販のまつげ美容液のように、ヘアトリートメントにも含まれる成分を配合したアイテムが最も効果的とも言えますが、実は身近なものにもまつげを守って強くする効果があります。
- リップクリーム
- ニベアクリーム
- ヴァセリン
- 馬油
これらの多くは最近話題になった万能ケアアイテムですが、主にまつげの表面や周辺の皮膚に対する保湿効果によって、まつげが保護されて健康的に成長するという効果が。
顔やボディのスキンケアをしたあとで、指や綿棒に少しとって、まつげの根元にちょんちょんと塗ってあげるとよいでしょう。
目に入らないように十分注意してくださいね。
よく頭皮マッサージで毛髪の成長を促すと言いますが、まつげも同じです。
年齢の影響やあらゆる外的ストレス、精神的疲労などによって、目の周り全体の血行と代謝が滞ることで、まつげに栄養が行き届かず、育ちにくく、もろく抜けやすい毛になってしまいます。
まず洗顔の後、レンジで温めたタオルや市販の温感マスクなどを使って、まぶたをしばらく温めてマッサージの前にウォームアップしておきます。
もちろん、これだけでも十分血行を促進する作用は得られますが、このあとのマッサージで更に目もと全体の代謝をアップすれば、まつげの成長により効果的です。
「眉毛の下」を顔の内側から外側に向けて軽く押し、そのあと「目の下」を同じく顔の内側からマッサージしていき、最後に「こめかみ」を押して完了です。
このとき中指と薬指を使うと、力が入りすぎて皮膚を傷つけないようにマッサージしやすくなります。
頭髪と同じように、まつげを「伸ばす」食べ物というのはなかなか難しいものです。
しかし、まつげの成長のために必要な=原料となる栄養素を積極的に取ることは、健康的なまつげが育つのにとても効果的と言えます。
L-シスチンは、皮膚や体毛、爪のタンパク質を作るために重要と言われる硫黄を含み、ヘアトリートメント等にも多く配合されています。
必須アミノ酸のひとつでもあり、毛の主成分であるタンパクを構成するケラチンの材料ともなるメチオニンは、毛を健やかに保つためにも不可欠です。
アミノ酸や脂質の分解、代謝を助ける働きをしているため、ビオチンが不足するとアミノ酸からタンパク質を作ることが出来ません。
また、健康的な毛を保てなくなるだけでなく、皮膚や粘膜にも影響が出るといわれています。
毛の成分であるタンパク質の合成を助けるほか、皮膚や毛の生え変わりを促す働きがあり、抜け毛を予防する効果もあると言われています。
これらの毛の成長をサポートする成分を、日頃の食生活にバランス良く取り入れていくのがポイントです。
メイクのアイテムも多機能なものが増え、つい多用してしまいがちですが、本来の皮膚やまつげの機能を低下させたりダメージを与えてしまっては台無しです。
素肌や自まつげを健やかな状態に保った上で、便利なアイテムを上手に活用してオシャレを楽しみましょう。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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