「湯シャン」という言葉を聞いたことがありますか?
湯シャンとは字の通り、シャンプーを使わずに「お湯」だけで洗う方法のことです。
最近タモリさんや福山雅治さんが、湯シャンをしていると公言していることもあり、少しずつ湯シャン実践者が増えてきましたが、まだまだ少数派ですよね。
湯シャンを始めるきっかけは様々ですが、以下の理由などが多いようです。
- 以前からケミカル成分の多いシャンプーに疑問を持ち、石けんシャンプーを使っていた
- 楽そうだから
- 雑誌やテレビで取り上げていて、興味をもった
- シャンプーを使うと痒くなる
- 頭皮や肌にトラブルがあった
実際に湯シャンを続けると、肌や頭皮が元気になっていくのを多くの人が実感しているようです。
シャンプーやリンス類には、界面活性剤やシリコンが含まれています。
サラツヤに感じる髪も、界面活性剤とシリコンに覆われているからで、実際にはとても傷んでいるものです。
肌は約一兆もの常在菌が住み着いており、弱酸性に保っています。
ところが、シャンプーに含まれる界面活性剤は常在菌を死滅させ、肌をアルカリ性にしてしまうのです。
常在菌のバランスが崩れた肌は、悪性菌が増殖しやすくなり、ブツブツやかゆみなどの原因になります。
シャンプーをした際に、顔に付かないようにするのは100%無理です。
洗い流しても、髪の毛には界面活性剤やシリコンは残っているので、髪の毛を触った手で肌を触るとトラブルを招いてしまいます。
このときのブラシは、静電気が起きない獣毛がよいでしょう。
綿の手袋に汚れを吸着させるイメージで、地肌から髪の毛に向かって、分け目を何度も替えながら丁寧に洗います。
シャワー温度は少し熱めの方がスッキリしますし、その後のベタつきも防ぐことが出来ます。
熱いのが苦手な方は、36〜38℃のぬるま湯が頭皮的にもおすすめ。
また、シャワーヘッドを頭に近づけて洗うと、マッサージ効果もあります。
ここが一番大切なところです。
すぐにドライヤーで乾かすと、菌の繁殖を防ぐことができます。
生乾きにせず、しっかりと乾かすことが、湯シャンの成功への道です。
髪の毛のベタつきが気になる場合は、乾いた綿の手袋をはめて乾かすと快適です。
最近はノンシリコンシャンプーなども売り出されていますが、やはり成分も良い分、比較的高価でもあります。
髪の健康が気になる方は、まずは週末にでも「湯シャン」を試してみませんか?
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