美味しいドイツ料理を気軽に!ベルリンで絶対食べたいファストフード4選

ドイツ・ベルリンを訪れた際にぜひ食べてほしいドイツのファストフードを紹介。注文するときの、発音のコツも。どれもボリュームたっぷり!屋台などで、本場の味を気軽に楽しんでみてくださいね。

執筆者: 久保田由希 職業:ベルリン在住ライフスタイルライター
ドイツ・ベルリンで食べたいファストフード4選

ドイツ料理を気軽にたのしめるのが、ファストフード。

日本の牛丼のように、ファストフードにはドイツの生み出した独特の食文化を感じることができます。

 

今回は、ベルリンを訪れた際にぜひ食べてほしいドイツのファストフードをご紹介します。

どれもボリュームたっぷりなので、お友だちとシェアしてもいいかもしれませんね。

 

カレーソーセージ (Currywurst カリーヴルスト)

ベルリン名物といえば、なんと言ってもこれ。

多めの油で焼いたソーセージに、ケチャップベースのソースとカレー粉をかけたものです。

カリッと焼かれたソーセージは、本場ドイツだけあってとっても美味。

 

 

皮付き(ミット・ダーム)皮なし(オーネ・ダーム)かを聞かれることもあるので、お好みで選んでください。

写真のフライドポテト(ポンメス)は別注文で付けたものですが、カレーソーセージとの相性は抜群なので、一緒に食べるとおいしさ2倍!

 

ポテトを頼むと、ケチャップかマヨネーズ(マヨ)を付けるかと聞かれます。

私のおすすめは「マヨネーズ」。

日本のものよりも、さらっとして軽い味です。

カレーソーセージはドイツ料理レストランにもありますが、屋台で食べるほうが断然おいしいです。

 

ケバブサンド (Döner Kebab ドェーナー・ケバブ)

串で焼いた肉を薄く切って食べるケバブは、もともとトルコの伝統的な料理。

それをパンに挟んでサンドイッチ形式にしたのは、ベルリンが始まりです。

 

 

たっぷりの野菜とソースとともにいただくケバブは、ボリューム満点。

ソースはハーブ(クロイター)、ニンニク(クノーブラオホ)などから選べます。

注文する際は「ケバブ」ではなく、「ドェーナー」と言ってください。

 

ファラフェル (Falafel ファラーフェル)

ベジタリアン・ビーガンの方なら、ファラフェルはいかがでしょうか。

つぶしたひよこ豆を団子状にし、ハーブなどと混ぜて揚げたものに、生野菜とソースを加えてピタパンに挟んだものです。

 

 

注文の際は「ファーフェル」の「ラ」にアクセントを置いて発音してください。

 

焼きソーセージ (Bratwurst ブラートヴルスト)

ドイツ全土で食べられる、ドイツ料理の超定番のファストフード。

グリルしたソーセージをパンに挟んだ形態が一般的です。

お好みでケチャップかマスタード(ゼンフ)を付けられます。

 

 

ドイツ料理には地方ごとにさまざまな種類のソーセージがありますが、ベルリンの焼きソーセージにはテューリンゲン州産がよく使われます。

「ブートヴルスト」の「ラ」にアクセントを置いて発音します。

 

おわりに

ドイツ料理のファストフードは、シンプルでおいしいものばかり。

一度は試してみてくださいね。

ちなみに屋台ならチップは不要です。

 
 コラムニスト情報
久保田由希
性別:女性  |   職業:ベルリン在住ライフスタイルライター

こんにちは。ベルリンに住んでいる、フリーライターの久保田由希です。インテリアやカフェ、ドイツのワークライフバランスなど、ライフスタイル全般について、著書や雑誌、ネットなどに執筆しています。

ベルリンに個人旅行でいらっしゃる方のために、カフェや雑貨店をご紹介するガイドも承っています。詳しくはHPのカフェガイドページ(http://www.kubomaga.com/blog/archives/2013/06/post-575.html)をご覧ください。
Latteでは、ベルリンの素敵なお店やカフェ・レストラン、旅行の際のヒントなどをお届けします。自由で、のんびりしていて、センスのよいベルリンに、ぜひ遊びに来てくださいね。

久保田由希HP「Kubota Magazin」:http://www.kubomaga.com/
ベルリン情報ブログ「おさんぽベルリン」:http://osanpoberlin.blog.fc2.com/

*主な著書
『ベルリンの大人の部屋』(辰巳出版)
『レトロミックス・ライフ』(グラフィック社)
『歩いてまわる小さなベルリン』(大和書房) 他多数