春に花を咲かせる♡春咲き球根の育て方&寄せ植えの作り方 (2/2)

執筆者: haizi
後片付け簡単!球根だけの寄せ植え

比較的開化時期の早い、ヒヤシンスとクロッカスのシンプルな寄せ植えを作ります。

 

球根はビオラやパンジー等の花苗と寄せ植えにしても素敵ですが、球根のみで作った寄せ植えは、花後の手間が楽なので便利です。

葉だけの寂しい姿になった後は表舞台から移動し、ゆっくりと球根を太らす作業に移れるのも魅力です。

 

まずは鉢選びから

ヒヤシンスは開花時に上部が重たくなりますので、安定して重たい鉢がお勧めです。

球根の開花後の背丈等をしっかり調べておいて下さいね。

 

今回は、使い古した素焼きにペイントリメイクした鉢を使用します。

 

 

植える深さに注意!

市販の培養土に肥料を混ぜ込み、ヒヤシンスとクロッカスを置きます。

どちらも尖った方を上にして下さい。

 

底に穴のない容器をお使いを場合は、根腐れ防止剤も入れておきます。

 

 

クロッカスは地表面から3~5センチくらいの深さに埋めます。

鉢植えの場合、ヒヤシンスの根が張るスペースをより多く確保する為に、球根の半分が顔を出すくらいの浅植えにします。

 

 

マルチングと小物で仕上げ

保湿も兼ねて、表面を水苔でお化粧をしてみました。

小物を使うと、球根の待ち時間もよりワクワク楽しめますね。

 

植え付けたら、土の乾燥状態を見ながら給水をしてあげて下さい。

 

 

植え付け作業は終了ですが、ここで思い出して下さい。

球根には「寒さ」が必要でしたね。

 

植えたからと喜んでお日様がサンサンと当たる場所に置くと、花芽がをつけないどころか、球根が腐ってしまうことにもなりかねません。

 

 

芽が出るまでは、庭やベランダの出来るだけ日陰の冷たい場所で管理しましょう。

芽が出ていなくても根は成長してますので、水切れをしないように気をつけてあげて下さい。

 

日向に出すのは、芽が大きく育ち始めてからでも遅くはありませんので、寒さに十分当てて、ギュッとしまった丈夫な株に育てて下さいね。

 

但し、球根が凍るほどの寒さは厳禁です。その場合は室内管理をしましょう。

 

おわりに

球根は来年も咲かせることが出来ます。

来年も咲かせたい時は、葉が黄色くなるまで光合成や肥料で球根を太らせてあげて下さい。

 

来春に思いを馳せて、心惹かれる球根を探しに出かけてみませんか?

 
 コラムニスト情報
haizi
性別:女性  |   現在地:横浜市  |  

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