私立お受験、落ちる子どもの特徴とは?会場で注意すべき「合格の3原則」
こんにちは、教育コンサルタントの地山真生です。
街でも、面接のための服装をした、お受験家族を見かけるようになりました。
今回は、子どもがお受験会場ですると落ちてしまうことを書いてみようと思います。
まず、いろいろなお子さんが受けに来るので、中には、タレントオーディションと勘違いなさってドレスを着てくるお嬢様も中にはおります。
それを見て指を指したり、笑ったりしてはいけません。
また、いきなり会場でひっぱたいてくるお坊ちゃま、お嬢様もいます。
これらのことには、絶対仕返しなどせず、何もなかったように振舞うことが必要です。
グループを作らせて、「行動観察」をさせる学校では、特に注意しましょう。
グループの中に、問題を起こす子が含まれていたら、運がなかったと思いましょう。
一見、良い行動とされる、「誰か一人がそのグループのリーダーになって、その問題を起こす子に説教をして、グループ全員仲良くさせて」得意げになっているお子さんがたまにいますが、そのグループは、グループ全員落とされます。
私立小学校というのは、通学に1時間かけて電車に乗ってくるお子さんもいます。
その通学途中でこういうことをする子は、なにかトラブルが起きた時に、首をつっこみたくなる性質を持っています。
通学途中のホームの上で、トラブルになったところに首を突っ込むことは、危険と隣り合わせになります。
もしかしたら、線路に落ちて、命を落とすことにも繋がりかねません。
そういうことで、トラブルに自ら近づいていく子は落とされます。
トラブルを起こす子、それに首をつっこむ子が同じグループにいたら、そのグループの中に、仮にいい子がいたとしても、グループ全員落とされます。
気をつけたいものです。
ミッション系の女子校などでは、風邪をひいているお友達に持っているティッシュを手渡すことなどは、良い行動と見なされるので、どういう学校を受けるのかで、お子さんの行動も変えなくてはなりません。
これまでお話したことをまとめてみますと、守るべき原則は、次の3点です。
- トラブルを起こす子に何かされても平然としていること
- 指示されたことを淡々とすること
- リーダーシップをとるということを勘違いしないこと
受験日が近づくにつれて、親御さんもお子さんも緊張されると思いますが、子どもは2週間同じことをしていると「いつも同じことをしている」と思い込むので、2週間前からは、規則正しい生活をしましょう。
子どもは、それが生まれた時からしている生活だと思い込みますから。
いずれにせよ、吉報をお待ちしています。
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