ヨーグルトの意外な使い方。

こんにちは、管理栄養士・ダイエットコーディネーターの水谷俊江です。

 

腸内環境を整え、便秘を改善や予防、免疫力を上げる、アレルギー改善に生活習慣病の予防などの健康効果から、毎日食べたいヨーグルト。

 


そのまま食べるだけでなく、漬けたり、たんぱく質を取り出してチーズを作ったり、美白ローション生成に至るまで、様々なアレンジが可能です。


今回はヨーグルトの活用術を6つご紹介します。

ヨーグルトで乾物を戻す!

お水ではなくヨーグルトの水分で乾物を戻します。

ゆっくり水分を吸収するため、時間がたってもしっかりとした歯ごたえを感じられます。

 

 

水分が抜けたヨーグルトも美味しく頂く

乾物の塩分が浸透圧によってヨーグルトに移り、チーズのような深い味わいが楽しめます。

また、ヨーグルトの水分が抜けて、大ヒットしたヨーグルト商品「ギリシャヨーグルト」のように滑らかな食感となります。

 

チーズやバターの代わりに

チーズやバターの代わりにも使えますので、カロリーも抑えられ、ダイエット効果も得られます。

作り方

ヨーグルトにひじきや切り干し大根などの乾物を混ぜて、2時間から一晩ほど冷蔵庫に入れておきます。
お好みでドライフルーツを入れても美味しいですね。

 

ヨーグルトを混ぜる前(左)、混ぜた後(右)


クリームチーズの白和えを思わせるコクに、乾物のシャキシャキ感が加わり、たいへん深い味わいの小鉢ができました。

 

調味も手間もいらないので、毎日の副菜やおつまみにお勧めです。

ヨーグルトでお漬物を漬けてみる

乳酸菌たっぷりのヨーグルトのお漬物は、沢山の健康効能があります。

 

 

ここがスゴイ!
  • ヨーグルトに顆粒だしや唐辛子を混ぜ、お野菜を入れるだけのお手軽さ。
  • 乳酸菌で発酵するので、サラダで食べるよりもビタミンB群などの栄養が増します。
  • ほんのりとした塩分やだしのお味で味付けいらず。
  • マヨネーズやドレッシングいらずでカロリーオフ。
  • 野菜を沢山、手軽に食べることができます。

 

作り方
  1. 野菜は洗って軽く塩で揉んでおく。
  2. ヨーグルトと、お好みで山椒や顆粒だし、唐辛子などを混ぜ、ジップロックなどで密封する。
  3. そのまま冷蔵庫に、3時間位ほど入れておく。

 


小腹が空いた時のおやつにも重宝します。

 

 

ヨーグルトでフレッシュチーズを作る

ヨーグルトと牛乳、レモン汁だけで、濃厚なフレッシュチーズが美味しく手軽にできるだけでなく、残りのホエーで美白ローションも同時に作れます。

 

作り方
  1. ヨーグルト200cc+牛乳200ccを、お鍋に入れて60℃くらいまで温める。沸騰させないように注意。
  2. 火を止め、レモン汁大さじ1/2を静かに入れる。
  3. 3~5分ほど、分離するまでそのまま置いておく。
  4. コーヒードリッパーに水切りネット(コーヒーフィルターでもOK)をかけて、濾す。

 


固まったフレッシュチーズは、カゼインという牛乳やヨーグルトのたんぱく質。
残った液体は「ホエー」と言い、ビタミンB群や、カルシウム、β-ラクトグロブリンや免疫グロブリンなどのたんぱく質が含まれています。

 


フレッシュチーズはそのままワインのおつまみやサラダにも合います。

 

バターのようにトーストに塗ったり、キッシュやパスタ、お菓子にはチーズや生クリームの代わりに使うと、さっぱりしているのにコクがある仕上がりになります。

ヨーグルトのホエーで美白パックを試す

ヨーグルトを濾過した時に出来るお水「ホエー(乳清)」には、ビタミンB群やカルシウムが含まれています。
また、紫外線防御の働きをするシステンというアミノ酸も含まれています。

美白ローションとして使用

ホエーは同量の水で薄めて、コットンやフェイスマスクに浸して美白パックとして使えます。

ピーリング効果もあるのでご使用は週一回くらいが好ましいでしょう。


乳製品にアレルギーのある方、敏感肌に方は使用をお控えください。

また、必ずパッチテストを行ってからお使いください。

 

 

この記事を書いたコラムニスト

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