「おりもの」の量や色、においは病気発見のサイン!夏のおりものトラブル対処法
こんにちは、有限会社ケンゾー生活習慣研究所所長の森山佐恵です。
女性の「おりもの」ですが、多い人や全くない人、色やにおい、人と比べることができないためになかなか異常の発見ができません。
おりものトラブルについて知り早めの対応をできるようにしましょう。
おりものは、膣、子宮から分泌される物質です。
個人差があり色は無色や白色ですが、下着やおりものシートにつき、時間が経つとクリーム色になります。
ニオイはかすかに甘酸っぱいニオイで、生理前にニオイがきつくなる人が多いです。
おりものは、以下の2つの働きをしています。
膣からの雑菌などが入るのを防ぎ、浄化させています。
精子を子宮へと運びやすくしています。
カンジタ膣炎の可能性があります。
ストレスのを強く受けている時になる可能性があります。
細菌性膣炎・卵管炎の可能性があります。
子宮体がん・子宮頚部がんの可能性があります。
「血の混じったおりものだと気づいても、なかなか受診できずにいた」という患者さんが多く、恥ずかしいという思いが、どうしても早期発見を遅らせてしまします。
4月2015年のがん罹患予想順位を国立がん研究センターが発表しましたが、女性の第1位は乳がんでした。
これは乳がんの健康診断への意識が高くなった結果でもあります。
子宮がん検診も意識をもっと高めて早期発見・治療できるようにしましょう。
夏はカンジタ膣炎が多く発症します。
カンジタは真菌といってカビの一種、膣内常在菌です。
原因には夏バテ・夏風邪・熱帯夜で寝不足・ストレスなどが引き金となり、カンジタが異常増殖し、症状が出てきます。
夏は無理なダイエットをしない
夏バテ・ストレス予防に良いとされる豚肉・果物を食べましょう。
ムレないように下着はコットン素材にしましょう。
また、おりものシートの使用は避け、生理ナプキンはこまめに交換するようにしてください。
ストッキングはパンツ部分がメッシュのものを選び、ジーンズを避け、ガードルを履かないようにしましょう。
膣の自浄作用する菌を守るため、陰部を洗うときはアルカリ性ではなく酸性石鹸を使用しましょう。
おりものは女性の体のバロメーターです。
日頃と違うといった感覚を大事に、夏をさわやかに過ごせるようにしましょう。
また、婦人科かかりつけクリニックをみつけて婦人科の病気の早期発見・治療できる環境を作りたいものです。
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皆様、はじめまして森山佐恵といいます。私は27年間患者様の側で看護をしております。生活習慣が健康や人生に大きな影響を及ぼす事を医療現場で痛いほど学びました。その学びを全国各地企業などで講演させて頂いています。私たちは判っていても「なかなか上がらない重たい腰」があります。一度身についた習慣を変えていくことは難しい事です。習慣を変えるには「自分でもできる」「今からできる」「楽しい」「簡単だ!トライしよう!」といった「きっかけ」から習慣を変えて「成果」があってはじめてよい習慣が身につけることができます。私も「ズボラ」です。ズボラな私がコラムで紹介するかんたん一工夫を実践し習慣化した結果、BMI正常、血液検査の正常など健康維持ができ若々しく生活を送っています。コラムでは「ザ!習慣 ズボラ族のための健康習慣」を綴っていきます。かんたん一工夫を実践して「おいしい成果」を得て生活の変化を楽しみましょう。
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