実は危ない?ハワイのビーチで気をつけること・注意点
ハワイと言えば海ですが、実は、観光客があまり知らない、ビーチの常識があります。
今回はハワイのビーチで是非気をつけて頂きたいことを紹介いたします。
ハワイではウミガメの事をホヌと言います。
近年の保護政策が功を奏して、ウミガメの数は増えています。実はワイキキの海でも泳いでいることがあります。人の少ない東海岸、ノースショアなどでは、紫外線によって甲羅の殺菌をしたり、体温をあげて内臓の働きを活発にするために、ビーチに上がって甲羅干しをする姿を見る事もあります。
とても貴重な動物で保護活動が活発なので以下のことを注意してください。
近付き過ぎたり、触った場合は5000ドルの罰金を取られることがあります。
水中でもカメに近づいていく事は出来ません。水中でカメから近寄ってきた場合は除きますが、指など差し出して、噛み付かれれば食い千切られる可能性もあるので要注意です。
またウミガメの近くで大声を出すのもNGです。寝ている動物の近くで騒げば、当然嫌がります。
日本人以外でも子供が大声を出している事がありますが、日本人は特に女性がカメを見つけて大声ではしゃいでいるのを目撃します。(これはウミガメがいるいないに関わらず、緊急時以外にビーチで大声を出すのは止めましょう。)
ツアーで行く場合は、ガイドがちゃんと説明をしますが、残念ながら、大手旅行会社のツアーガイドでさえ、これを無視してカメに触ったり、お客さんに触らせたりする人がいます。
住民に目撃されて大きな問題になったりすることが増えていますし、レンジャーと言うカメの保護団も活動をしています。
ハワイの海は暖かいので基本的に一年中泳ぐことが出来ます。
勿論波の大きい時や、場所によっては注意が必要ですが、もう一つクラゲに対する注意が要ります。
ハワイにいるのは大きく2種類のクラゲです。
半透明で白く、一般的なクラゲのイメージの形をしています。
ボックス・ジェリーフィッシュは、これは毎月、満月の晩に沖で産卵をして、1週間から10日後に岸に戻ってくる習性があります。オアフでは特に南に面した海岸線、ワイキキからハナウマ湾までが危ないポイントです。
直訳するとポルトガルの戦士、略して「マノワ」と呼ばれます。日本ではカツオノエボシと呼ばれている、電気クラゲで、メタリックブルーの様な色をして、長い触手が特徴です。
青い海で泳いでいると、目立たないので、すぐ近くに来てから気付いたり、実際には刺されてから驚く事もあるのですが、ビリビリとした刺激があります。その後刺された場所がみみずばれの様になる事があり、しばらく痛みがあります。
このマノワは場所、季節や時期に関係なく、オンショアの風が吹いているとどこのビーチにも近づいてくる事があります。ビーチでブルーがかった半透明の物体を見たら、まずマノワですので、ローカルは棒を探して砂の中深くに埋めます。
刺された場合はお酢ではなく、真水で洗い流してください。
海で触手が絡みついているような場合は、とにかくその場で引き剥がしましょう。
マノワは死んだ後も、身体がバラバラになった後も、さらに乾燥してパサパサになっても毒の効力がありますので、十分気を付けましょう。
クラゲに関しては、ビーチで目撃されると、ライフガードが注意のサインを出しますので、ビーチに行ったら黄色いサインもチェックしましょう。
ハワイに来て、普段は履かないビーチサンダルやツッカケを履く方が多いですが、サイズが合わなかったり慣れないとどうもずるずると音を出して引きずってしまいます。
これはハワイでは凄くかっこ悪い事です。多少パタパタと音がしてしまうのは仕方ないですが、ズルズル引きずるのはNGです。
砂の上では裸足が一番です。サンダルを履いたままだと、後ろに砂が飛んで、他の人に迷惑をかける事もあるので、注意してください。
いかがでしたでしょうか。
実は知らなかった、過去にしてしまった経験のあるという人もいるのではないでしょうか。
マナーを守ってハワイの海を楽しんでくださいね。
|
|
|
|