韓国で爆発的な人気に火がついたBBクリーム。
その後、日本やアメリカではもちろん世界中でベースメイクに欠かせないアイテムとなり、各社がこぞってCCクリーム、DDクリームを発表、そして2014年にはEEクリームまでもが発売されました。
なんとなく、どんどん進化している、という気分で新しく発売されたものを使われている方も多いかと思いますが、実はそれぞれ特徴があり用途によって使い分けることができるのです。
改めて特徴と使い方をまとめてみました。
「BB」は、Blemish Balmの略です。
もともと美容治療後の「傷=Blemish」をカバーする目的で開発されたもので、手術後の肌への負担をおさえ、紫外線からも保護するように作られています。
韓国から人気が拡大しましたが、実はもともとは医学の国ドイツから生まれたもの。
カバー力を重視するならBBクリームです。
「CC」は、Color Control/Correcting(肌色補正) の略です。
欠点(傷など)の部分的なカバーだけでなく、肌色を補正することで、気になる部分をカモフラージュするために作られたものです。
BBクリームよりもカバー力は落ちますが、軽い使い心地と、ナチュラルな仕上がりが得られます。
また保湿効果もあります。
特に気になる部分が有る方は、BBクリームをコンシーラー代わりに使ってもいいでしょう。
「DD」は、Daily Defence(日常の保護) やDymanic Do-all(強力オールインワン)の略と言われています。
アメリカで2013年に発売されたのが始まりです。
BB、CCクリーム同様に、肌を整えながらも、抗酸化成分などの配合でアンチエイジング効果を発揮します。
また、保湿効果と紫外線予防効果が最も高いとされています。
これらの中でも進化版とされており、特に年齢を重ねた肌にとっては、こちらが向いていると言えるでしょう。
Even Effect(さらなる効果)としてエスティローダーが発売した、EEクリーム。
BB〜DDクリームのすべての機能を兼ね揃えています。
そのうえで優れたカバー力を発揮し、紫外線などからのダメージ保護効果、そしてDDクリーム以上のアンチエイジング効果で、肌実感がパワーアップしたと言われています。
ここまでくると日中美容液としても働いてくれるということでしょうが、この後のアルファベットクリームはいったいどこまで進化してくれるんでしょうね。
もともとは医療用に開発されたクリームが、すっかり時短アイテムたちに変身して人気を集めています。
ご自身の肌質や肌状態、またシーンにあわせて、使い分けを楽しんでみてくださいね。
|
|
関連コラム
-
Fashion Latte編集部
-
-
-
-
|
|