今回は、ダイエットや美肌作りを本格的に始めたいと思っているあなたに、バスタイムでのマッサージをより効果を高める方法をお伝えします。
以前の記事でも書きましたが、人間の老廃物の大半は便で排出されます。
それに比べ、汗で排出される割合は低いとはいえ、それでも余分な水分や重金属なども排出されています。
運動で汗をかくのもいいですが、毎日の生活が忙しくて、なかなか運動する時間が取れないという人は、毎日の入浴を活用しましょう。
また、湯船に浸かることは体の深部から温めますし、疲労の回復効果も高いのです。
入浴方法も様々です。
目的や体の負担を考慮し、ご自身に合った入浴法を実践してください。
リラックス効果があります。
ダイエット効果があります。
高温反復浴よりも更にダイエット効果が見込めます。
なお、これからご紹介するマッサージ方法は、どの入浴方法でも行えます。
また、長湯が出来ない、シャワーだけの時でも簡単にできますよ。
体が冷えていると、マッサージしても体が硬くてほぐしきれません。
無理に強くマッサージすると、血管やリンパ管を痛めてしまいます。
その点、浴室で体が温まった状態は、マッサージにピッタリです。
湯船に浸かりながら脚をブルブルと震わせるだけで、手でマッサージするよりも効率的にほぐれます。
お腹や腰は、手を軽く添えて震わせてください。
シャワーを浴びる前や浴びながら全身を震わせると血行が更に促進されます。
足を滑らせないように注意してください。
準備運動でよくする、「手足をブラブラとさせる」あの方法です。
血行が促進され、筋肉や脂肪も柔らかく、関節周りもほぐれますので、これだけでも十分効果がありますが、この後にクリームやオイルでマッサージすると、更に効果が高まります。
簡単に言うと、体中にあるツボとツボを結ぶ見えない線のようなものです。
ツボを駅に例えるとすれば、経絡は線路にあたります。
経絡に沿ってマッサージすると、気や血の流れも良くなります。
これを少し取り入れながら体を洗うだけで、マッサージ効果が高まるのです。
また、脚の付け根や脇の下には、老廃物の出口であるリンパ節があるので、そこに向かうように洗いましょう。
体を洗いながら行いますので、長湯が出来ない時やシャワーだけの時などでも、同時にマッサージが出来ます。
タオル、ボディブラシ、手など、洗う時に使うものも、それぞれのお好みで大丈夫です。
ゴシゴシ擦る必要もありません。
外側は、肩から指先に向かって洗います。
内側は、指先から脇の下に向かって洗います。
腕と同様に洗いましょう。
円を描くようにして、足の付け根まで洗います。
手が届きにくいので、普段通りに洗い、最後は、脇の下か脚の付け根に向かって洗ってください。
顔を全体的に洗ったら、耳の下に向かいます。
顎下の首からデコルテに向かい、最後は脇の下に向けて洗ってください。
マッサージではありませんが、お風呂から出る時は、外気との温度差で、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります。
特に普段から血圧が高い、低い、貧血気味等の方は注意してください。
できれば汗が引くまで、床にタオルを敷いて座りましょう。
その際、体を冷やさないように服を着るか、タオルを足先までしっかり掛けることをお勧めします。
忙しい方、せっかちな方も、急ぐと貧血のもとになりますので、せめて1分、呼吸を整えて血流を落ち着かせましょう。
息をゆっくり吐きながら、静かに立ち上がってください。
お風呂は美容と健康の強い味方です。
上手に利用して、更に効果を高めてくださいね。
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Fashion Latte編集部
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