お祝い・ギフトに枯れないお花を♪質のいいプリザーブドフラワーの選び方
こんにちは、プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワー講師の甚野裕恵です。
最近では、生花より持ちのいいプリザーブドフラワーを贈り物に選ばれる方も多いと思います。
今回は、プリザーブドフラワーを贈る際に気を付けたいことや、選び方をご紹介します。
当たり前と思われるかもしれませんが、まずは、お花を贈る目的・用途を明確にしましょう。
「誰に?何のために?」贈るのかがハッキリすれば、どのようなアレンジが相応しいのか、自然と見えてきます。
母の日は、やはりカーネーションが入っているアレンジが好まれます。
色は、ピンクや赤系が無難ですが、お母様の好きな色を選ぶのが良いでしょう。
ブーケなど式で使うものは、色移りの少ない淡い色を選ぶと安心です。
プレゼントとして贈る場合は、フォトフレームなどが好まれます。
ダイパーケーキ(おむつケーキ)やフォトフレームが人気です。
ピンクやブルーなどのパステルカラーが好まれます。
プリザーブドフラワーの仏花は、水やりなどが不要なので人気があります。
棘があるバラなどは、気にする方も多いので、基本的に避けましょう。
菊やカーネーションのアレンジを選ぶのが無難ですが、最近では、故人の好きなお花を飾ることも多くなってきました。
何かの節目にプリザーブドフラワーを贈る場合も多いと思います。
還暦など「色」が決まっている場合は、その色を選び、それ以外の場合は、相手の好きな色や季節感のあるもの、分からない場合は、ピンクや黄色系など、無難な色を選ぶと良いでしょう。
また、花器の大きさや素材も重要です。
低い花器は、安定感があり、高い花器はスタイリッシュな印象を与えます。
お子様やペットがいる家庭では、割れにくい素材の花器を選ぶようにしましょう。
信頼できるフラワーデザイナーから購入するのが一番ですが、手に取って見て選べるのは、量販店やデパートなどではないかと思います。
同じプリザーブドフラワーと言っても、量販店の価格とデパートの価格では、かなり違います。
これは、プリザーブドフラワーそのものの品質や作り方が違うためです。
好きな色、好きなデザインはもちろんですが、プリザーブドフラワーを購入するときは、よく商品を観察してみましょう。
プリザーブドフラワーは、花の種類が少ないので、アートフラワー(造花)などを使うことは普通です。
素敵な商品は、アートフラワーを使っていても、本物と見間違えるような高価なアートフラワーを使っています。
しかし、プリザーブドフラワーアレンジと言いながら、ほとんどプリザーブドフラワーを使っていない場合もあります。
母の日などの繁忙期には、メインのお花以外は質の良くない造花ということもよく見られます。
生花とは違い、アレンジするには下処理が必要です。
その下処理の違いが価格差となって出ます。
量販店では、母の日などのシーズンになると、安いアレンジも見かけるようになります。
安いものだと、この下処理を手抜きしている場合が多くみられます。
まず、下処理部分(ワイヤー部分・土台部分)が見えるか見えないかが重要です。
通常、ワイヤーは外からは見えないようにアジサイやグリーンなどで隠されています。
ワイヤー部分が見えていても、テープが巻かれて、きちんと処理されていれば良いのですが、そのまま見えてしまているものは、避けたほうがよいでしょう。
また、よく見られるのは、土台のフローラルフォームが見えていること。
手の込んだアレンジは、土台部分をモスやグリーンなどを使って隠している場合が多いです。
最近では、色付きのカラーフォームなどを使いフォームをデザインの一部として見せることもあります。
プリザーブドフラワーは、茎がないために下処理が必要ですが、茎を付けず、フォームに直接貼っているものもあります。
リースや、フレームアレンジなど直接土台に貼るものもありますが、これは、土台がはがれにくい素材なので出来ることです。
フォームに直接貼っているものは、剥がれやすいので、長期間楽しみたい場合には、避けたほうが良いでしょう。
一番大事なのは、相手を想って選ぶことです。
良いプリザーブドフラワーを選べば、持ちもいいですし、何より喜ばれます。
ぜひ、プリザーブドフラワーをプレゼントしてみてくださいね。
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