余った卵白でお菓子レシピ!さくさく米粉ラングドシャの作り方
こんにちは、米粉料理菓子研究家のYukiko@Comeconoco Laboratoryです。
今回は、さくさくと軽い食感の『米粉のラングドシャ』の作り方をご紹介します。
ラングドシャ( Langues de chat )はクッキーの一種で、フランス語で「ネコの舌」という可愛い名前を持つお菓子です。
形は、その名の通り、ネコの舌のように細長く焼くものが一般的ですが、最近では丸形や四角形、それに間にチョコクリームを挟んだものなども販売されています。
さくさくと軽く、口の中で溶けるような食感が人気のラングドシャ。
実は、卵の卵白のみを使って作ることができるので、卵黄をたくさん使うお菓子(カスタードクリーム等)を作った際、余った卵白を活躍させるのにもちょうど良いお菓子です。
米粉を使ったラングドシャは、粘り気がないぶん口溶けがさらに良くなり、滑らかで優しい食感になります。
作り方も簡単なので、お子様用のおやつや、日々のコーヒーのお供に、とても重宝するお菓子です。
それでは、さっそくレシピを見てみましょう。
- 無塩バター 30g
- 粉糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- バニラオイル 少々
- 卵白 30g
- 米粉 25g
- アーモンドパウダー 5g
天板にクッキングシートを敷き、オーブンを175℃に予熱する。
1.ボウルに室温に戻しておいたバターをいれ、ホイッパーでクリーム状になるまで混ぜる。
2.粉糖、塩、バニラオイルを加えて、空気を含ませるようにふんわりとホイッパーで撹拌する。
3.室温に戻しておいた卵白を、4~5回に分けて少しずつ加える。
卵白を加える度に、ホイッパーでふんわりとクリーム状になるまでよく混ぜてから、次の卵白を加えるようにする。
4.米粉とアーモンドパウダーを加え、粉気が見えなくなるまで混ぜる。
生地を絞り袋に入れ、好みの形(丸形または楕円形)に絞る。
5.予熱しておいたオーブンで、10~15分ほど焼く。
生地の縁に茶色い焼き色が付いてきたらOK。
絞る大きさによって焼き時間が前後するので、縁の焼き色を目安にしてください。
焼きたては少し柔らかいですが、冷めると固くなり、しっとりさっくり食感になります。
ラングドシャがしっかり冷めてから、お好みでジャムやクリームを挟んでも美味しいですよ。
米粉の特長を活かしたさくさくラングドシャ、ぜひ一度作ってみてくださいね。
特に卵白が余っているときには大変お勧めです。
それでは、次回の米粉レシピもお楽しみに!
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日本のおいしいお米を、もっと料理やお菓子作りに活かしたい、という思いから、米粉レシピの研究を始めました。
米粉の魅力を一人でも多くの方にお伝えしたくて、大阪市で小さな米粉専門のお菓子教室を主宰しています。
2014年7月より、お菓子教室は1年間のお休みをいただき、アメリカ・ミシガン州に滞在、
現地のグルテンフリー・レシピを学び、2015年夏に帰国しました。
おいしく、たのしく、からだにもやさしい米粉のレシピをお届けしていきたいと思います!
BLOG : http://ameblo.jp/comeconoco-lab
製菓衛生師 / 米粉食品指導員 / フードコーディネーター
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