剥がれる、でこぼこ、線…爪の病気から分かる健康状態。主な症状と原因まとめ
爪は健康のバロメーターと言われるように、体のあらゆる症状が爪に現れます。
乾燥によって起こる症状や、その他病気の可能性も否めません。
爪に異常を感じた場合には、早めに病院に行き、医師の正しい診断を受けるようにしましょう。
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爪の異常には、遺伝や生まれつきなどの「先天性」のものと、怪我や病気による「後天性」のものがあります。
また、外から見て、色でも判断することが出来るものもあります。
ジェルネイルなどをしている場合は分かりにくいので、取り外した際に確認しましょう。
他にもアレルギーや慢性の炎症、カビなどによる伝染病など、皮膚疾患によるトラブルもあります。
下記に爪の異常を、症状と原因別にまとめましたので、心当たりのある方は確認してみて下さい。
肺疾患や、先天的な疾患によるものです。
青味だけではなく紫味を帯びていることが特徴です。
黒っぽい紫色になっている場合は、チアノーゼ状態が考えられます。
悪性の貧血や心臓疾患の可能性がありますので、早めの受診をお勧めします。
- 症状:爪が白く薄くなり湾曲してきた
栄養障害(ダイエット)や、内臓疾患が原因の可能性があります。
- 症状:爪と皮膚が剥がれてしまう
洗剤の多用や、強い衝撃などによって起こります。
- 症状:爪の表面に縦に線が現れる
主に老化と乾燥が原因です。
しっかりと保湿しましょう。
- 症状:爪の表面に横筋が現れる
外傷や栄養障害などが原因の可能性があります。
- 症状:爪がスプーン状にへこむ
貧血や鉄分不足によるものです。
栄養が偏らないよう、バランスの良い食事を心掛けましょう。
- 症状:爪の表面が黄白色に変化したり、剥離したりする
白癬菌の侵入によるトラブルです。
放っておくと、爪がボロボロになってしまいます。
内服薬と外用剤を使用すれば完治する症状ですので、早めの受診をお勧めします。
- 症状は様々だが、爪周囲の点状の褐色変化や爪下の確執増殖等が特徴的
イボはタコと違い、イボウィルスによる伝染病です。
触れると伝染して増えます。専門医への受診をお勧めします。
- 症状:爪が一部緑色に変色する
爪甲剥離症などの主原因に、二次的に細菌が伝染します。
最近ではジェルネイルの根本が浮いて、水分が蒸発せずになる方もいます。
こまめなメンテナンスを心掛けましょう。
- 症状:爪甲はもろく小さく剥がれ落ちる
皮膚疾患や内臓疾患が原因の可能性があります。
上記症状は、外的な原因と内的な原因に分かれます。
中には、体の病気を発見する糸口になるような症状などもありますので、爪の異常を感じたら、医師に相談することをお勧めいたします。
爪の状態を見て、病気を未然に防ぐことが大事ですので、代表的な症状だけでも覚えておくと役に立ちます。
1度チェックしてみて下さい。
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