セルフジェルネイルのやり方・手順
セルフでジェルネイルをやる人が増えてきていますが、自分でやるとどうしても持ちが悪い・・・と悩んでいる人も多いのでは?
ジェルネイルを塗る前の処理(プレパレーション)をしっかり行い、正しい手順で行えば、ぐんと持ちが良くなります。
ジェルネイルは使用するメーカーにより、方法が変わってきますが、ここでは一般的なジェルの手順をご紹介します。
■ベースジェル
■トップジェル
※ベースとトップを兼ねるジェルの場合は1つでOK
■カラージェル
■クレンザー(油分除去用)
■ジェルクリーナーもしくはノンアセトンポリッシュリムーバー
※クレンザーとジェルクリーナーはエタノールでも可
■ジェル用筆
■コットン
■ガーゼ
■ファイル(180グリット程度がオススメ)
■ストーンプッシャー
※あればでOK
■ライト(UVまたはLED。使用するジェルにより異なる)
ジェルを塗る前に、ネイルの形を整えしっかり甘皮を除去しておく。
前処理をしっかりして置くことで、持ちが変わってくるのでしっかり丁寧に行う。
また、ジェルをオフした後に表面がざらついている場合はスポンジバッファで表面を整えておく。
甘皮処理が終わったら、ファイルで爪の表面に軽く傷をつける。
爪を傷めないよう軽く傷をつけるだけでOK。
また、削るのは皮膚から1~2mmの部分と先端1~2mmの部分だけで良い。
しっかり端まで傷をつける。
ファイルでやりづらい場合は、ストーンプッシャーを使用すると簡単。
傷をつけ終わった状態。
皮膚から1~2mmの部分と先端1~2mmの部分のみで真ん中は削らなくて良い。
※現在削らないタイプのジェルも出ていますので、その場合は傷をつけなくてOKです。
削らないタイプのジェルは爪に密着するジェルなのでこの工程が不要ですが、普通のジェルは、この工程でつけた傷にジェルが入り込むことで爪に定着させるため、傷をつけないと持ちが悪くなってしまいます。
ただし、傷をつけることで爪が薄くなってしまうためやりすぎは禁物です。
ガーゼなどを使い、しっかりとダストを取り除く。
ダストブラシを使用する場合は、皮膚と爪の溝に入ったダストが残ってしまいがちなので気をつける。
ダストの取り残しがあると、ジェルを塗った際に凸凹ができてしまうので完全に取り除くこと。
クレンザー(ない場合はエタノール)をガーゼに染み込ませ、しっかりと爪の油分と水分を除去する。
この時爪の先端などを利用し、しっかり端まで除去を行う。
コットンを使用してしまうと、コットンの毛が爪に付着してしまうので使用しない。
油分・水分除去を行った後は、爪を指で触れたり髪の毛を触ったりしないこと。
油分や水分がついたままジェルをのせてしまうと浮きや硬化時の縮みの原因になる。
油分・水分除去をしっかり行った後に、親指以外の人差し指~小指までの4本にベースジェルを塗っていく。
持ちが悪い人はベースジェルを塗る前にプライマーを使用すると持ちが良くなるが、オフしづらくなるので注意。
ジェルは少量ずつ塗っていく。
足りない場合はたしていって、最初から多めにとらない。
エッジの部分までしっかり塗る。
ライトに入れてジェルを硬化させる。
使用するジェルの指定硬化時間を必ず守ること。
親指以外の人差し指~小指までをライトに入れる。
続いて親指にジェルを塗り親指だけを硬化させる。
5本いっぺんに入れてしまうと親指の一部にライトが十分に当たらず硬化不良を起こしやすい。
また、ジェルが流れてしまいうのでライトに対してまっすぐ入れる。
爪が弱い方や、この後のデザインでフレンチをする場合はベースジェルを2~3度重ねる。
カラージェルを塗っていく。この時もエッジまでしっかり塗ること。
LED対応のジェルを使用する際は、1本ずつ塗って硬化をした方が端までキレイにジェルを塗ったまま硬化できてオススメ。
UVライトの場合、1本ずつだと硬化時間が長く時間がかかってしまうため、親指、人差し指~小指の4本の2回に分けて施術する。
カラージェルを塗り終えたら、トップジェルを塗り硬化させていく。この時もエッジまでしっかり塗る。
パーツやストーンなどをのせた時は、何度か重ね塗りをしてしっかりパーツを覆う。
硬化時間が足りないと曇りの原因になるので、硬化時間をしっかり守ること。
コットンに多めにジェルクリーナー(もしくはノンアセトンポリッシュリムーバーかエタノール)を含ませ拭きとる。
しっかり力を入れて、端まで拭きとる。
拭きとりの際に曇ってしまう人は、爪ごとにコットンを変えて、一度拭いた面では拭きとりをしないようにする。
ツヤツヤのジェルネイルの完成。
プレパレーションや未硬化ジェルの拭きとりで乾燥しているので、ジェルネイル後はしっかりネイルオイルを塗りましょう。
|
|
|
|