こんにちは、ダイエットカウンセラーの藤原久美子です。

ダイエットを決意した時から多くの人が意識し始めることには、大きく分けて3つのものがあります。
それは、生活習慣、食生活、運動です。
どれも健康的なダイエットには必要ですが、今日はその中の『食生活』について見ていきましょう。

体重を落としたい一心で、このような食事制限をしていませんか？

もししているのであれば、効率も悪いですので止めましょう。

• 食事の量や摂取カロリーを極端に減らす。
• 一日の食事の1～2食を抜かす。
• カロリーの低いものばかりを選んで食べる。
• 炭水化物を摂らない。
• 決めたものしか食べない。

これらは一時的に体重が落ちたとしても、高い確率でリバウンドしやすいダイエット方法です。
リバウンドを繰り返すと、体はどんどん太りやすく痩せづらいものになっていきます。
食事制限で辛い思いをしながら、自分の体を太りやすくしているのと同じなのです。

人は何故食事をするのか。

この基本的な部分に意識を向けたことがありますか？

人が食事をする理由。
それは、『生きていくため』です。
体に必要な栄養を取り入れることで命が保たれ、体が本来の働きをし、健康を維持していけるのです。

私たちは生きています。
このことを基本にしてダイエットをしていきましょう。

毎日をイキイキと健康に過ごし、自然と適切な体型を維持してくれる。

正しい食事制限とは、そんな体を作ってくれる食事のことなのです。

間食自体は悪いことではありません。食べるならドライフルーツやナッツ類がお勧めです。

もちろん食べ過ぎには注意が必要です。

日本人の体には日本の食材がよく合います。その上洋食より和食の方が、全体のカロリーが低く、栄養バランスも良くなるというデータがあります。
食べる回数は基本的に一日三食。

一日三食を習慣にすることで、体は効率よくカロリーを消費してくれるようになります。

主食、ご飯は体や脳を動かす大切なエネルギー。満足感、満腹感、間食予防などにも必要です。
主食を抜かすことは止めましょう。

栄養バランスのいい食事は、体の機能を正常に働かせ、基礎代謝をアップしてくれます。

色々な食材をまんべんなく摂るようにしましょう。

ただ単にカロリーだけを抑えるのではなく、必要な栄養を摂りながら、余分なカロリーは摂らないようにしましょう。

油を使い過ぎない、赤みの肉を選ぶ、カロリーのない飲み物にする、サラダはマヨネーズではなくポン酢にするなど。

ダイエット中だからといって、食べてはいけないものなどありません。
自分に厳しすぎると逆効果になることもありますし、大切なのは日頃の食生活です。
心のゆとりを忘れずに、健康的な食事を心がけていきましょう。

ダイエットの食事制限とは、全体的のカロリーを極端に落としたり、食べたいものを我慢することではありません。

栄養バランスを考え、その上で必要のないカロリーをなるべく摂らないようにしていくことです。

数年後の自分がスリムで健康な体でいられるよう、正しい食事制限をしていきましょう。