バルーンアートに必要な道具は?ポンプを使った風船の膨らませ方と結び方
こんにちは、バルーンアーティストの山北由香です。
バルーンアートは、カラフルな風船を膨らませて色々な作品を作っていきますが、風船はどうやって膨らませているのでしょうか。
今回は、バルーンアートに使用する道具のお話です。
バルーンアートに使用する細長い風船は、丸い風船と違って、口で膨らませようと思ってもなかなか上手く膨らませることが出来ません。
プロのバルーンパフォーマーが、バルーンショーで簡単そうに口で膨らませているのを見て、挑戦してみたなんて人もいるのでは?
口で膨らませるには、風船を良く伸ばしたり、お腹からしっかり息を吹き込んだりなど色々なコツがあって、人前で披露するには練習が必要かもしれません。
それではどうやって膨らませるのでしょうか?
私も普段から使っているのが、バルーンポンプです。
ポンプと一口に言っても、大きさや種類も様々です。
手動のポンプからコンプレッサーのような機械を使う時もあります。
手動のポンプは価格も安く、簡単に手に入れられて、すぐに使えるのでお勧めです。
ポンプには押したときにだけ空気が入るタイプや、押しても引いても空気が入るもの、太いものや細いものなど色々なタイプのものが売られていますので、実際に手にとって使いやすいものを選ぶことをお勧めします。
手動のポンプは、1本~数本を使って、動物やお花を作ったりするときにはとても便利です。
しかし、何百本ものバルーンを使って大きな作品を作るときには、大変な時間がかかってしまう為、コンプレッサーなどの機械を使ってバルーンを膨らませることもあります。
いよいよバルーンアートの第一歩、風船を膨らませる作業です。
実は、風船をひねるより膨らませる、結ぶという作業の方が、初めは難しいと感じるかもしれません。
ポンプにバルーンを差し込んで空気を入れる、この作業はイメージしていたよりも少し力が必要かもしれません。
結ぶという作業も、空気を入れる時に予め結ぶ分を残しておいてから空気を入れないと、指が痛くて結べないなんてこともあります。
ですが、最近ではバルーンアートの教本やDVD付きのバルーンアートセットなどで解説などもされているので、上手く結べないという方は是非活用してみて下さい。
バルーンをふくらませるとき、どの位の長さにふくらませれば良いのか?
それは作りたいものによって変わってきます。
バルーンを一箇所ひねると2~3cm空気が先に移動していきます。
ですので、ひねる回数や作りたいものの大きさによって、膨らませる長さを変えていきます。
最初からいっぱいまで膨らませてしまうと、ひねったときに移動する空気の逃げ場所がなくなってしまい、パンパンになって割れてしまいます。
今回は、バルーンアートに使う道具についてと、膨らませるというところまでのお話でした。
次回は、実際にバルーンをひねる時のコツなどをお話していきたいと思います。
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バルーンアーティストの山北由香です
2003年にバルーンアートに出会い、現在はプロとしてバルーン作品の制作、イベントでのバルーンショー、バルーン教室などの活動をしています。バルーンを数百本使用して作るバルーンドレスの制作も行い、バルーンウェディングドレスなど実際の結婚式でも使用されています。
HP http://yamakitayuka.com/
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