カリブ海に浮かぶ観光リゾート地、セントマーチン島!言語・気候天気・通貨など旅行情報まとめ
こんにちは。カリブ諸島、セント・マーチン島在住のグアドリンクです。
皆さん、セント・マーチン島をご存知ですか?
島にあるプリンセス・ジュリアナ国際空港は、飛行機が、ビーチ上空をすれすれに霞めて滑走路に入る事で有名です。
滑走路の真横にビーチがある為なのですが、初めて見ると信じられない光景ですよ。
テレビなどでその映像をご覧になった事のある方もいらっしゃるのでは。
この島には、他にもユニークな事が色々とあります。
それらを、住人ならではの視点でご紹介しますね。
この島は、数あるカリブ海の島々の中でも特殊な存在。
それは、人口7~8万人の小島ながら何と国境があるからです。
島の北半分がフランス領、南半分がオランダ領で、私が住んでいるのはフランス側です。
セント・マーチン島は簡単に言うと、リゾートと観光の島。
主に北米やヨーロッパからの観光客が多いです。
飛行機のアクセスの良さに加え、4~5千人が乗れる大型客船も毎日のように寄港する為、あちらこちらで観光客を目にします。
大型客船の港近くにある、オランダ側の首都フィリップスバーグには、免税店等のお店が立ち並び連日の賑わい。
一方、フランス側はオランダ側とはまた雰囲気が違います。
落着いた小規模のリゾートホテルやレストランが多く、特に、ハイレベルなレストランが点在する事で知られています。
島内はフランス側・オランダ側共に英語がよく通じます。
特に、オランダ側の公用語は実質的に英語で、オランダ語がメインではありません。
一方、フランス側は、住人レベルの公用語としてはフランス語。
しかし、英語も話せるバイリンガルが非常に多く、観光業に携わる人々はほとんど英語ができます。
島内には、何とユーロ、USドル、アンティルギルダー(オランダ領通貨)の3種類の公式通貨があります。
基本的には、フランス側はユーロ、オランダ側はUSドルです。ただしアンティルギルダーはオランダ側のみ使用可能です。
旅行者にお勧めなのはUSドルの現金です。
フランス側のレストランなどでは、現金払いに限り1ユーロ=1USドルのレートで営業している店があります。
その場合、USドルで支払った方が断然お得です。
クレジットカードで支払うと、自動的にユーロなってしまう為、あらかじめUSドルの現金を用意しておくのが1番お得なのです。
年間を通じて、長袖が必要な事はほぼありません。
軽く羽織れる程度の長袖があれば十分です。
寒がりでも暑がりでもない私の場合、長袖が必要なのは、冷房が効き過ぎている室内くらいです。
7~11月くらいまでが雨期です。
雨期であっても、一日中雨が降り続く事はほとんどありません。
降ったり晴れたりの繰り返しで、もちろん一日中晴れている日もあります。
ただ、ハリケーンが近づいた場合は別です。
セント・マーチン島生活も4年目に突入しましたが、本当に面白い島だ、とつくづく思います。
こんな小島なのに色々な魅力が詰まっているのです。
日本人にとってメジャーな観光地ではありませんが、ご興味を持たれた方はぜひ遊びに来てくださいね。
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カリブ海セント・マーチン島在住のガイド&ラム酒の輸出者。
Gwad-Link(グアドリンク)代表。
新刊【セント・マーチン島 グルメガイド 2016 (Kindle版) 】
http://gwad-link.com
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