朝ヨガ・夜ヨガの効果が凄い!ベッドで気軽に行う伸び・ストレッチ方法
こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
ヨガは畳一畳分ほどのスペースと体一つあれば、特別な準備も必要なく、いつでも出来る気軽さが魅力の一つです。
ヨガスタジオでレッスンが行われている時間に合わせて行かなくても、家で朝起きた時や夜寝る前に、布団の上でパジャマという格好でも構わないのです。
朝起きた時、頭や体はまだ眠かったり、エンジンがかかっていないことがあります。
そんな時、朝ヨガは深い呼吸で、全身の隅々まで酸素を行き渡らせ、伸びやストレッチなど筋肉を使って、血液を巡らせ浄化してくれます。
全身の巡りが良くなると、活力が生まれてきて、心も一日を前向きにスタートすることが出来ます。
太陽の光を浴びて、自然のエネルギーを感じながらすると、なお良いです。
手軽に出来る、効果的な朝ヨガをご紹介します。
仰向けでも、座っていても構いません。
左右両方手首・足首をじっくり大きく回します。
30回程度から始めて、好きなだけ回します。
手首足首の刺激は、脳を活性化し、目覚めた状態にさせてくれると共に、代謝を高め、全身の関節をスムーズにし、起きて活動を始める際に、動き出しやすい体の状態にしてくれます。
朝から体が凝っていたり、硬い感じのある方には、特にお勧めです。
仰向けでも座っていても構いません。
両手を組んで、頭上に伸ばして引っ張り、伸びをします。
仰向けであれば、さらに両踵を突き出すと、良く伸びが出来るでしょう。
また、組んだ手を左右の方向へも引っ張り、体側も伸ばしましょう。
片方の膝を曲げ、足首を持って、ももの前や脚の付け根・下腹などを伸ばします。
体の前側を伸ばすと、胃腸の働きを促し、代謝や免疫を上げ、元気で活力ある心身の状態へと導かせてくれます。
一日の仕事や用事が全て終わって、ホッとするひと時。
後は寝るだけという時に、気持ち良く夜ヨガをすると、心配事や一日のストレスが流され、心身がリラックスするので、眠りに入りやすくなります。
睡眠中は、体の疲れを取り去り修復が行われますが、ヨガをすることで、体の老廃物を流しやすい状態にし、自然治癒力を高めて、修復しやすくしてくれるのです。
翌朝の疲れの取れ具合が違いますよ。
ぐっすり眠って、ぱっちり目覚め、朝から体がほぐれ、活動しやすい状態になります。
簡単な夜ヨガをご紹介します。
正座の姿勢から、息を吐きながら、お祈りをするように、前に上体を被せて両腕を伸ばします。
その状態で深呼吸を繰り返しましょう。
上体を前に倒すポーズは、気持ちを落ち着かせ、内側へと集中しやすく、重力で負担の掛かっていた背骨を伸ばすことが出来ます。
特に、腰が硬く痛い方にお勧めです。
仰向けになり、片膝を曲げて反対側の手で持ち、ウエストをねじって膝を床へ近付けていきます。
持って倒した膝と反対の方向を見ながら、深呼吸を繰り返しましょう。
背骨をねじる動きは、自律神経を調整し、一日の生活で積み重なった体のゆがみをリセットさせてくれます。
内臓をマッサージし、内側から循環を良くします。
いかがでしたか?
呼吸に朝晩1分間意識を向けてみるだけでも、充実した1日を送る心身を、整える手助けになります。
気軽に出来て、効果をすぐに実感出来る朝ヨガと夜ヨガを、生活に取り入れてみましょう。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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