旬のカワハギ、釣り方とさばき方!おすすめ料理レシピ -実践編- (2/2)

執筆者: 房総釣り師



もしもカワハギにあの肝がなかったら

さあ、カワハギが釣れました。


一般に、カワハギ釣りは秋から初冬の釣り物です。
なぜなら、この時期は越冬に備えて、カワハギの肝が大きくなっているからです。


よく「肝パン」と言いますが、もしカワハギにこの肝が無かったら、これほど狙われないだろうと思うほど、この肝は絶品です。
私にとっては「フォアグラ<アン肝<カワハギの肝」なのです。

肝パンのカワハギを釣り上げると、涎が出てきます。
この肝は刺身で食べても、身と一緒に「肝和え」で食べても至福の味です。

 

カワハギの身も絶品

カワハギはフグの仲間ですから、身は「毒のないフグ」と言われるくらい、上品な透明感を持っています。
お刺身でも、鍋ネタでも、煮付けてもお美味しいですよ。

意外と美味しいのが、小さめのカワハギの唐揚げです。
しかし、カワハギは骨が強いので、食べる時には気を付けて下さい。

カワハギの捌き方は簡単です。
鱗が無く、皮をバリッと剥がせるので「カワハギ」と呼ばれています。

下のイラストのようなイメージで、包丁で頭の角の後ろにキッカケの切り込みを入れれば、あとは手で捌けます。
大切な肝を取り出す時、中に小さな丸い「にがり玉」がありますから、これを潰さないように丁寧に取って下さい。

 

 

おわりに

悔しいほど釣るのが難しい、けれど釣れたら本当に美味しいカワハギ。
ぜひ皆さんもカワハギ釣りに挑戦してみたらいかがでしょうか。

 
 コラムニスト情報
房総釣り師
性別:男性  |  

サラリーマン経験もありますが、殆どフリーランスで仕事をしてきました。何でもやるプランナーで、けっこう以前ですけど、数年某商業誌で連載を持っていたこともあります。企画書書き、マニュアル書き、テキトー広告コピー、パンフレットのコピー書き、サイト制作、ゴーストライター、何でも仕事に飛びつく、魚のカサゴの様なものです。実はこのカサゴ、オニカサゴにハチカサゴ、ウッカリカサゴ、本カサゴと多種ですが、好きな釣りものです。今は「釣りをするため」に働いています。

 

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