料理・掃除・洗顔に!お米のとぎ汁を最大限に活用する方法2
毎日お米をといた時に出るとぎ汁は、捨ててしまう人が多いと思います。
毎回大量に出るため、取っておいても邪魔になりがちです。
しかし、お米のとぎ汁の中には、様々な成分が溶け出しており、色々なことに活用出来るのです。
また、とぎ汁自体が環境汚染の要因となっている側面もあります。
出来れば捨てずに、上手く活用してみましょう。
いくつか活用事例をご紹介したいと思います。
タケノコ、ワラビ、ゼンマイといった山菜には、アクが多く含まれています。
茹でる際は、米ぬかを使うのが一般的ですが、米のとぎ汁もアクを抜くときに活用することが出来ます。
方法は簡単で、とぎ汁を2倍程度に希釈し、鍋に入れて沸かすだけです。
そのままコトコト茹でると、山菜のアクもびっくりするほど抜けます。
大根や人参などの根菜類は、普通の水で茹でると芯が固くなる場合があります。
芯まで柔らかく茹でるなら、山菜のアク抜きと同様にとぎ汁で茹でてみましょう。
冬の季節に美味しくなる、ふろふき大根を作る際にもお勧めです。
下茹でをするときに、とぎ汁を薄めてから茹でるようにします。
グリルに付着した肉や魚の脂汚れは、掃除が面倒で落としにくいのがネックです。
しかし、これもとぎ汁を活用すれば、スッキリと落とすことが出来ます。
まず霧吹きにとぎ汁を入れ、油汚れが付いた部分に向けて噴射します。
その後5分位放置し、軽くタワシで擦れば、頑固な油汚れも落ちやすくなります。
あとは洗剤でいつも通り洗いましょう。
キッチン周りの水垢汚れも、とぎ汁で落とすことが出来ます。
グリルの場合と同じように、霧吹きに入れて噴射するだけです。
汚れは、ひどい部分はスポンジでこする必要がありますが、大抵の水垢汚れはタオルで拭き取るだけでピカピカになります。
シンク周りにツヤも出て、新居のキッチンのようになります。
昔からとぎ汁は洗顔に使われてきました。
とぎ汁は適度な保湿成分があり、しっかり汚れを落とす力を秘めています。
肌が弱い方にはお勧め出来ませんが、普段の洗顔に使ってみましょう。
とぎ汁は2~3倍程度に希釈して使います。
とぎ汁で洗顔した後は、軽く真水で洗い流しましょう。
肌にハリが出て、健康的な肌を保つことが出来ます。
とぎ汁は栄養分が豊富に溶け出ています。
リンやカリウムなどが含まれていますが、これは植物にとって大切な栄養分です。
ガーデニングや家庭菜園を楽しんでいる方は、普段の水の代わりにとぎ汁を使ってみて下さい。
とぎ汁を根本にそのままあげるだけで、しおれかけた作物も復活します。
毎日こまめにあげれば、水々しくて美味しい作物が収穫出来ます。
とぎ汁は調理、掃除、美容などあらゆることに活用出来ます。
普段は捨ててしまう方でも、何か試してみてはいかがでしょうか。
ただし、気温の高い季節は、とぎ汁も傷むため保存はお勧め出来ません。
使い切りで用いるようにして下さい。
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