ネイルに似合うリップカラーは何色?ワンランク上のおしゃれを目指す口紅の選び方とコーディネート術
今回は、ネイルに合わせるリップカラーのお話です。
通常、ネイルカラーとリップカラーのカラーコーディネートは、リップの色よりネイルの色を少し薄くすると、まとまりが良いと言われています。
例えば、リップの色がディープサーモン、ネイルの色がライトサーモンというように、同じ「サーモン」の色で、濃い色と薄い色にすると簡単にコーディネートが出来るのです。
ところが、夏ネイルになると少し事情が変わってきます。
お気付きの方も多いかと思いますが、夏のネイルは、一年を通して最も青系の色が使われます。
しかし青系のリップカラーは、日常的には使われませんし、中々手に入らない色でもあります。
「ネイルがライトターコイズだから、リップはディープターコイズに」というわけにはいきません。
そこで、青系のネイルと合わせても綺麗なリップカラーはどのように選ぶのか、ポイントをまとめてみました。
配色技法としては良く使われる方法です。
過去にも何回かご紹介しましたが、トーンとは「色の調子」です。
明るさと鮮やかさが、共通する色をグループでまとめているのです。
「パステルカラー」と聞くと、皆さんピンクや水色といった、淡い色を思い浮かべると思います。
ピンクと水色は、色合いとしては全く違いますが雰囲気は共通しています。
「かなり明るくて、鮮やかさがほとんどない」という共通点があるため、並べても違和感がないのです。
ちなみに、パステルカラーというトーンはありませんので、このグループは「ペールトーン」や「ベリーペールトーン」と呼ばれます。
イメージとしては、ベビー用品売り場の色です。
ベビーブルーのネイルと、ベビーピンクのリップを合わせるような配色になります。
この水色に原色のような鮮やかな赤を合わせると、トーンでまとめたことにはなりません。
最もオーソドックスなコーディネート方法だと言っても良いかもしれません。
全体的には青系のネイルであっても、アクセントカラーとしてピンクや赤が使われている場合に、この色をリップカラーとして使う方法です。
花やフルーツ、リボンのようなデコに使われている色も、アクセントカラーの一種ですから、このコーディネートが成り立ちます。
この方法では、トーンを気にすることがないので、色々な色同士を組み合わせることが可能です。
上のNGとして挙げた配色でも、赤がネイルデザインの中で使われていれば、問題なくリップカラーに使えます。
また、ホログラムのような光る素材のものを使っている場合、光の加減によって紫からピンクのような色が浮かんでくることが多くあります。
この色を使っても良いでしょう。
ただし、これは肌色のベース色との関係を考慮していないコーディネートですので、指先までパーソナルカラーを意識したデザインや、アートを施している場合にのみお勧めです。
このような配色技法はたくさんあります。
メイクだけでなく、フラワーアレンジメントやインテリアコーディネートなど、色々な場面で使うことが出来ます。
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川崎市でカラーサロン「nrk color circle」を営んでおります、安田紀子です。
4シーズンを細分化したパーソナルカラー10タイプ分類を対面診断、写真診断で行っています。カラーセラピストとしての知識も活かし、似合う色プラス効果的な色の使いかたをお伝えしています。
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・日本色彩学会正会員
・色彩検定1級/後任カラーデザイナー
・東商カラーコーディネーター検定1級(第2分野)
・カラーセラピスト
・パワーストーンセラピスト
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