肌に負担をかけないクレンジング剤の選び方と、美肌を作る正しいクレンジング方法
日本人はとにかくキレイ好き。
肌も髪もいつもキレイに洗って清潔感を重視される女性が多いように思います。
しかしダブル洗顔や毎朝の洗顔、朝晩のシャンプーなどで、肌や髪にとって必要な潤いまで奪ってしまうのはNGです。
肌が本来持っているバリア機能などを育みながら、汚れを落とすことがベストです。
アイメイクやリップメイクなどのポイントメイクは、クレンジング前に落としておきましょう。
しかし、ポイントメイク用のクレンジング剤の中には、強力なクレンジング力ですっきりとメイクをオフするものがあります。
それらのクレンジング剤は肌に必要な潤いまで奪ってしまいがち。
ポイントメイク用クレンジング剤には、肌に優しく、必要な潤いまで奪わずにメイクをキレイに落とすことができるものを選びましょう。
目元の皮膚は、人間の体の中で最も薄い部分と言われています。刺激を与えるものの使用は極力避けられることをオススメします。
そういう意味でも、ドラッグストアで手に入れることができるオリブ油はポイントメイクを落とすのにオススメ。
敏感な目元に刺激を与えることなく、保湿しながらメイクを落とすことができます。
その他、オススメなのが低刺激のクレンジング水。
こちらも肌に刺激を与えることのないマイルドな使用感が◎です。
どちらもコットンに染み込ませ、それで優しく拭うようにメイクを落としましょう。
目元に刺激を与えたり、強く擦るとシワの原因にもあります。デリケートな目元こそ労りながらケアしましょう。
コスメは日々進化しています。クレンジング剤1本でメイクをしっかりと落とすことができるものが豊富になりました。
その中から、メイクや肌の汚れをしっかりと落とし、肌に必要な潤いを残しながら洗い上げるクレンジング剤を選びましょう。
また、肌に負担をかけない低刺激のものを使用されることをオススメします。
私自身は、洗顔料としても使用でき、保湿力のあるオーガニック系クレンジングミルクを所持しています。
ひどく疲れた夜や、顔そりをする日の朝に使用しています。
私は普段、ほとんどクレンジング剤を使用していません。手ぬぐい洗顔でメイクも落としているのです。
手ぬぐい洗顔とは、白い木綿の白布、いわゆる「さらし」で作られた手ぬぐいに洗顔料を擦りつけ、泡立てたもので拭うように顔を洗う洗顔法です。
私はこの手ぬぐい洗顔を4か月継続していますが、最も嬉しい効果はというと肌の乾燥が改善されたこと。そして、角質ケアアイテムを使用しなくても肌がツルツル、ピカピカになったこと。
また、手ぬぐい洗顔を始めてから、肌の調子がとてもいいと感じています。
まずは自分の肌をよく知ること。
乾燥肌や敏感肌の方なら肌に潤いを残し、穏やかに洗い上げるミルクかクリームタイプのクレンジングを使用されることをオススメします。
特に乾燥が気になる日は、ぬるま湯で洗い流すのではなく、コットンに水や化粧水を染み込ませたものでふき取るようにクレンジングするといいでしょう。
脂性の方は、ジェルやバームタイプのクレンジングなど、毛穴の汚れまですっきりと落とせるようなクレンジング剤を使用されることをオススメします。
いずれの場合も、クレンジング剤は手のひらでよく温めてからご使用ください。
また、洗い流すタイプのクレンジング剤をご使用の場合は、肌にクレンジング剤が残らないように注意しながらぬるま湯で洗い流し、すすぎは充分に行ってください。
タオルで顔の水分を拭き取る時は押さえるように優しく肌に当て、擦ることのないように注意しましょう。
コスメは、私たち女性のキレイになりたいという気持ちを手助けしてくれるアイテム。
しかしそのためにはコスメの選び方・使い方が重要となります。
どんな自分になりたいか、どんなお悩みを改善したいのか。
自分の肌とよく対話され、自分に必要なケアをすることがキレイへの近道ではないでしょうか。
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アンチエイジングアドバイザー、エイジレスビューティー研究家、美容ライター、@cosme公認ビューティストとして活動しております。
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