梅雨対策!玄関やクローゼットなど部屋に湿気をこもらせない除湿・カビ防止方法
梅雨の時期に困るのが、家の中にこもってしまう湿気です。
湿気が家にこもってしまうと、結露やカビの原因になってしまします。
特に最近は気密性の高い住宅が多くなってきており、湿気がこもりやすい状態となっていることが多いだけに、なるべくならしっかりと対策を取る必要があります。
そこで、今回はきれいな家を保つための湿気対策を紹介します。
湿気対策で絶対欠かせないものは、窓です。
湿気を防ぐための基本は、風の流れを考えて、開けた窓の対角線上の窓も開けること。
そうすることによって、風通しが良くなり、かなりの湿気を防ぐことができます。
カビが生えやすいところといえば、やはり浴室や洗面所です。
ここでの湿気を少しでも減らすためには、換気しておく事が大事です。
出来る限り長いあいだ換気扇を回すようにして、湿気を取り除くようにしておきましょう。
ずっと換気扇を回していたら、電気代がかなりかかってしまうのでは?という心配をしてしまうかもしれませんが、実はそんなことはありません。
例えば、一日中換気扇を回すとします。それを1か月続けたとしても、月の電気代は300~400円程度で済むと言われています。
この程度の費用なら、家を長持ちさせるためなら安いものだといえるでしょう。
どのみちカビ取りハイターも同値段です。同じお金を掛けるなら、手間を少なくした方を選んだほうが得策でしょう。
意外に思われるかもしれませんが、雨戸も湿気対策に役立ちます。
雨戸は閉めて、網戸は開けておきましょう。
雨が降っている時に網戸を開けると、外の湿気が入ってくると思われるかもしれません。しかし実は、窓を完全に締め切っている方が逆に湿気がこもってしまうのです。
特に畳の部屋の場合、雨の時には雨戸を閉めて、なるべく湿気がこもらないようにしましょう。
新聞紙は他の紙類と違い、材質が粗くデコボコがあります。
そのデコボコにより他の紙よりも湿気を吸いやすいため、靴箱に敷く、押し入れに敷く、押し入れの奥に筒状にして数本入れて置くなど、効果的な湿気対策に効果的です。
タンスや押入、下駄箱など湿気がこもりがちな場所はたまに開けて空気を入れ替えましょう。
どうしても開けるタイミングが見つからないなどの事情がある場合は、湿気取りを置いてください。
お菓子や買ったばかりの靴・バッグなどに入っている乾燥材でも効果はありますので、集めてサシェに入れるなどすると見た目も可愛いですよ。
ホームセンターなどに売っている木炭を部屋に置くだけで、効果的な湿気対策が行えます。
湿気対策で結露も防ぐ木炭は、半永久的に繰り返し使える天然の湿気取り物質です。
メンテナンスも、半月に1度洗って天日干しするくらいで十分です。
また匂いを取る効果もあるので、玄関先などに置くと相乗効果を発揮します。
ただし、木炭をそのまま置くと黒い汚れがついてしまうので、かごなどに入れて置くことをおすすめします。
可愛いかごに入れて飾っておくと、インテリアとしても見栄えが良いのでお勧めです。
今回紹介した湿気対策ですが、全くの無料で行えるわけではないので抵抗がある方もいるかもしれません。
しかしながら、カビだらけの風呂場や畳が年月を重ねると、やがては家のリフォーム代として多大な費用がかかってしまいます。
また、湿気によってお洋服やインテリアにダメージを与えたり、虫などが湧いてしまっても困りますね。じめじめしたベッドで寝るのも健康によろしくありません。
それを考えると、普段から湿気対策を行っておいた方が、長い目でみたらプラスだと言えるでしょう。
快適な家で日常を過ごすためにも、積極的に湿気対策を行っていきましょう。
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