クリーニング代を安く節約する方法!自宅洗い(ホームクリーニング)のやり方と注意するポイント

執筆者: たきっち

綺麗な服や、お気に入りの服を長く保つために欠かせないのがクリーニングです。

 

自分のお洒落のためだけではなく、仕事や友人関係を円滑に進めるため、綺麗な格好でいることは必須となっています。

もはやクリーニングは、我々にとってなくてはならない存在と言えると思います。

 

そうはいっても、普段の生活においてクリーニングの出費は結構な負担になってしまいます。

コートを数枚出すだけで1万円を超えることも少なくありません。

出来れば節約して自宅洗いをしたいけれど、洗濯マーク表示などの意味はよく分からないし、もしもお洋服が駄目になってしまったら…と不安に感じ、結局は高いお金を出してクリーニングへ出すことも多いかと思います。

 

そこで今回は、何かと出費となるクリーニング代を節約するためのコツをご紹介いたします。

 

クリーニングが必要な洋服の見極め方
洗濯表示を確認する

服を購入する前に、服の裏側に付いている洗濯表示を確認しましょう。その服がクリーニングに出す必要のある服かどうかが分かります。

確認した服に『ドライクリーニング』の表示が付いてた場合、その服はクリーニング店に依頼する必要がある服です。
自宅での手洗い・洗濯機洗いが出来るものであれば、クリーニング代を節約することができますので、なるべく自宅で洗えるものを選ぶようにすると良いでしょう。

 

引用元 wikipedia

 

素材やデザインに注意する

カシミヤ・シルクなどの高級素材や、仕上げに手間のかかる綿・麻製品は、一般的にクリーニング代金が高くなる傾向があります。
また、ヒダの入ったスカートやフリルの付いたブラウス、ビーズ飾りの付いた服なども料金が上がってしまうケースがあります。
購入する際、なるべくクリーニング代のかからない服を選ぶことを心がけてください。

因みに、シンプルなデザインの服やポリエステル素材など、シワになりにくい服であれば自宅洗いも簡単なのでお勧めです。

また、フリルなどの部分が取り外し出来るお洋服の場合は、取り外した部分だけクリーニングに出すという手もあります。

 

ワンポイントの毛皮・皮革は特に注意

毛皮・皮革製品の服は、クリーニング代金が高いということを覚えておきましょう。
部分使いでも革や毛皮が使われている服は、それだけで高額なクリーニング代がかかってしまうこともあります。

自宅での洗い方を工夫する

自宅での洗い方を工夫するだけで、クリーニングに出さなくてもよい場合があります。

それぞれに適切な洗い方を行えば、自宅洗いでもクオリティの高い服を維持することはできるので、きちんと用法を守りチャレンジしてみましょう。

 

手洗いをする

お風呂場などで行うと効率的です。

お湯を張ったバスタブや洗面所などにお洋服を入れ、液体洗剤を注いで押し洗いをします。

ゴシゴシと洗うのではなく、洗剤の混じったぬるま湯で押したり、水の中を泳がせるようにして汚れを取りましょう。

熱湯を使用すると生地が傷んでしまう可能性があるので、洗濯表示に従った温度で洗うようにして下さい。

 

どうしても取れない箇所は、ポイント洗い専用のシミ抜き剤をつけて軽く叩くようにして取り、暫く洗剤に浸けこんでおきましょう。

 

ネット+手洗いモード

服をネットに入れて、洗濯機の手洗いモード(別名:ドライモード)で洗うと、洗濯時の服への負担が軽くなります。
ボタンやビーズ飾りなどの破損が心配な服を洗う場合は、アルミ箔で保護するか、ネットを二重、三重にすると安心して洗えます。

また、裏返しにしてきちんと畳んだ状態でネットに入れると、洗い終えた後のしわなどが少なくなります。

洗剤はホームクリーニング用の洗剤を使用しましょう。ヨレや色落ちを防げます。

 

自宅での干し方

手洗いの場合は洗濯機の「脱水」を使わず、タオルなどで挟んで水気を取るようにして下さい。

洗濯機の「ドライ」で洗ったものは脱水してOKです。

コットンのシャツ、ブラウスなどのシワが付きやすい洋服の場合は、脱水時間を短めにしましょう。水を多く含んだ状態からハンガーに吊るして干すと、水の重さでシワを伸ばすことができます

 

セーターなどの型崩れしやすい服は、平干し用のネットを使って干すようにしましょう。複数のハンガーに渡すようにして干しても大丈夫です。

袖口に丸めたタオルを詰める、ハンガーにタオルを被せて服に型が付かないようにするなどの工夫も有効です。

ダウンや毛布など厚手の洋服は、じっくり干してください。
表面が乾いていても中が湿っている可能性があります。
布団用の乾燥機を使用すると、セーターをふっくらと仕上げることもできます。

縫い糸にレーヨンが使われている服は、洗濯によって糸が縮んでしまうことがあります。
糸の周りがしわっぽくなってしまうことがあるので、濡れているうちに軽く指で引っ張って伸ばすようにしてください。


防水加工

ジャンバーやコートなどの防水加工も、自分で行うことができるのです。
市販の防水スプレーで十分に役割を果たせます。

スプレー後、乾燥させてから重ね付けをすると、より強力な防水効果を得ることができます。

 

 

クリーニング回数を減らす
綺麗な服を保つ

綺麗な服を保つためには、オーバーやセーターなど直接肌に触れない服は、着用後ブラシなどで表面の汚れを落とし、陰干ししてからしまううようにしましょう。
市販されている消臭・除菌スプレーの使用も効果的です。

シミを作らない

首回り、袖ぐりの黒ずみ、食べこぼしなどを防ぐためには防水スプレーがとても有効です。
着用前にスプレーするだけで、汚れの付着を軽減するのに役立ちます。

また、少し手間ではありますが着た後に毎回汚れやすい部分(脇や首回りなど)を軽く手洗いしておくと、格段に違います。

 

クリーニング代を減らす
子供の服はクリーニング時に自己申告する

お店にもよるのですが、子供服は大人の服よりも安い場合があります。
明らかに小さい服だと店員さんも分かるのですが、150~160サイズなど、大人の服とあまり変わらない子供服は、受付の店員さんが子供服であることに気付かない場合もあります。

子供服のクリーニングを頼むときは、子供用であることを忘れずに伝えましょう。
思わぬところで得する可能性があります。

 

高級素材の服でも、洗い方次第では安くなる

お店にもよりますが、カシミヤ・シルクなどの高級素材の服の場合でも、普通の服と同じ扱いで洗って貰うことが出来ます。
普段着で使用しているのでわざわざ無理に高い料金を支払って洗ってもらう必要がない場合は、子供服の時と同様に、普通の扱いで構わないことを伝えておきましょう。

これもお店によるのですが、安くしてくれるお店もあるようです。

おわりに

服は選び方やメンテナンスの方法を工夫さえすれば、長く質を保つことができますので必然的にクリーニング代の節約になります。
着用後のケアをきちんと行い、なるべく美しい状態でクリーニングに出すことで、余計なシミ抜きなどの料金を取られずに済みます。

 

 

逆の言い方をすれば、ケアを怠ると服の老朽化を早めてしまい、また新たな服を買ったり、クリーニングで余計な出費をしてしまうなどの悪循環に陥ってしまいます。

 

クリーニングを賢く利用し、いつでも清潔なお洋服を身につけましょう。