PC(パソコン)の正しい捨て方!リサイクル、売る、廃棄処分など手放す方法を紹介
遂にWindowsXPのサポートが終了しました。
これに伴い、Windows7やWindows8に移行した方も多いと思います。
そこで頭が痛いのが古いパソコンの処分ですよね。もしかして燃えないゴミや粗大ゴミとして捨てようとしていませんか?
パソコンは2003年にリサイクルが義務づけられましたから、そんな捨て方ではいけません。
正しいパソコンの捨て方をご案内いたします。
一般的にメーカー製と呼ばれていますが、個人輸入で購入した場合などはPCリサイクルマークが付いていません。パソコンの筐体裏などに貼られているシールに、PCリサイクルマークが記載されているか確認してみてください。
画像はカラーですが、黒色で記載されていることもあります。
各社ホームページにリサイクルのページがありますが、どうやってアクセスすればいいか分からないという場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会のサイトに掲載されているリンクからアクセスしましょう。
一般社団法人パソコン3R推進協会
http://www.pc3r.jp/
メーカーにリサイクルの申し込みをすると、エコゆうパックの伝票が送られてきます。
これを梱包した荷物に貼り、集荷してもらえば完了です。勿論、最寄りの郵便局へ持ち込んでも構いません。
購入時の箱があれば梱包は楽なのですが、捨ててしまったという場合は箱を用意しなければなりません。
省スペース型のデスクトップや、ノートパソコンであれば、コンビニなどで丁度いい段ボール箱を手に入れることができるのですが、大きめのディスプレイなどはピッタリなサイズがありません。
こういった場合は、自分で箱を作りましょう。また、しっかり梱包してあれば、丈夫なビニールでも構いません。
最近はノートパソコンを据置で利用する方も増え、パーツを買いそろえてパソコンを自作するという人は少なくなったと思います。
自作パソコンはメーカー製パソコンと異なり、リサイクルマークシールが貼られていません。
これをどうやって捨てたらいいのでしょうか?
比較的新しかったり、高性能であればネットオークションを利用してそこそこの値段で売れることがあります。
しかし、古いパソコンとなると事情は異なります。
こういった場合、ダメもとでリサイクルショップに相談してみましょう。
最低限、故障箇所が無いことが条件になりますが、運が良ければ数千円で買い取られるか無料で引き取ってもらえるかも知れません。運が悪いと門前払いです。
実話ですが、「うーん、売り物にならないけど、特別に無料で引き取るよ」と言われ、数日後「ネットをするだけならOK!激安ノート!」と店頭に並んでいたことがあります。
インストールされているOSがWindowsXPだとすると、サポートが終了しているというネックはありますが、ネットに繋がなければ十分使えるケースもあります。
こういった場合、オフライン環境で別の用途にリサイクルすればいいのです。
オススメは音楽プレーヤーです。
本体のハードディスク容量が少なくても外付けで音楽ファイルを保存したハードディスクを接続すれば、ミュージックサーバーに生まれ変わります。
Linuxをインストールする、ファイルのバッチ処理をさせるといった方法があります。
お金がかかってでも捨てたいという場合は、一般社団法人パソコン3R推進協会に問い合わせてください。恐らく、自治体に問い合わせても「わかりません」と言われかねません。
パソコンだけでなく粗大ゴミをまとめて出したいという場合、回収業者に見積もりしてもらうのも一つの手ですね。
今や一人一台といわんばかりに普及したパソコンですが、処分の仕方は意外と普及していないものです。
紹介したように、回収してもらう、買い取ってもらうといった方法がありますが、気をつけたいのが個人情報を残さないことです。
もしデータ消去ソフトで消しても心配という方は、ハードディスクを破壊すると確実です。
ハードディスクを取り外すと、真ん中に流動軸と呼ばれる箇所があります。そこにドライバーの先をあてがい、ハンマーで叩くと物理的に破壊することができますよ。
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