心の栄養も育む食育 -野菜やフルーツの自然色を取り入れた、豊かな食生活の楽しみ方-
体に必要なものは「食べる」という行為から得られています。
食べることをおろそかにし、偏った食事をしたり、サプリメントに頼りすぎると体が必要とするものが上手く採れません。
健康な体を維持するために、私たちはさまざまな栄養素をバランスよく食べる必要があります。
3色食品群や5大栄養素などは難しいからちょっと…という人のため、様々な色をたくさん摂ることでバランスの良い食事を楽しく摂ることが可能となり、結果として健康的な生活ができるということをお伝えしたいと思います。
例えば、女性に人気のマカロン。
味が好きというよりも、その見た目、特にカラフルな色が可愛いと多くの人が言います。
最近ではアイシングクッキーも流行ってますね。
やはり目で楽しむ可愛いクッキーで女性に人気があります。
以前の記事でも目から入ってくる情報は大きいと書きましたが、特に色がそうです。
まずは目で見て食欲を湧かせるということが大切です。
いくら健康的な食事でも、義務感で食べてはつまらないし、長続きしません。
マカロンは一例ですが、栄養になるならないに関係なく、可愛いから食べたくなるという視覚的効果を利用すると、食べるという行為が楽しくなります。
キャラ弁も同じですね。
次に色を栄養面から考えて見たいと思います。
疲れた時、赤い色のドリンクを飲むと疲労感が取れる気がします。
またお野菜や果物をたくさん入れたスムージーを飲むと、なんだかパワーが湧いてきませんか?
お野菜や果物の色を、普段の食生活に取り入れてみましょう。
市販の野菜ジュースは好きではないという方も、一度ブレンダーで作るマイスムージーに挑戦してみては如何でしょうか。好きな野菜や果物をミキサーで混ぜ、ヨーグルトやはちみつを混ぜます。
美味しいと舌で感じる以外でも、スムージーの色味や飾り付けたフルーツの色などに体が反応を示します。不思議ですね。
見た目をすごく可愛く飾り付け、付け合わせの生野菜を食べることのできるフルーツドリンクです。
自然の恵みで生まれた色。
合成された色ではなく、見慣れている赤や黄色や緑など、色とりどりな飲み物を摂って心身ともに喜びましょう。
緑黄色野菜、淡色野菜と区別があるように色分けされるということは、色による作用の違いがあるからです。
3色食品群が分からなくても、自分なりに食べ物を色分けし、その栄養素を覚えておきましょう。
例えばわかめ、昆布、のりなどの海藻類は黒という分類にし、黒はミネラル豊富な食品であると覚えると、お買いものの時やレシピを考案する時に役立ちます。
色味のある野菜や果物を取り入れる以外にも、初めから「彩り豊かなメニューを食べる」ということを生活に取り入れれば、自然と色味のある食材を食することへと繋がります。
例えばちらし寿司。
人参、椎茸、しらすなどを混ぜたすし飯の上にさらに錦糸卵をのせ、いくらや絹さや、のりや紅ショウガなどをトッピングする食べ物ですが、その一品で栄養も事足り、ホームパーティの主役になることもある大変便利なメニューです。
毎日ちらし寿司など作れませんので、例えばごはんの上にトマトと青じそ、しらすの一皿を盛り付けてお醤油を垂らします。
彩りよく、栄養面でもビタミンとカルシウムを同時に採ることができますね。
夏はそうめんの上に盛り付けてもいいかもしれません。
トマトの代わりにオクラやもやしでも…と思うかもしれませんが、想像をしてみて下さい。
緑食材と緑食材より、緑食材と赤食材(トマト)の方が、食欲が湧いてきませんか?
目でいただく。
食欲いっぱいで美味しく感じながら食べることは、物理的な栄養だけでは補いきれない心の充実にも繋がります。
お皿に盛る時も食器の色まで意識して盛ると、豊かな食生活を実感出来るかと思います。
一日30品目が理想とされていますが、30品目を数えるのは大変です。
難しく考えず、様々な色を食べることを心がけるだけで大丈夫です。
そうすれば意外にハードルは低くなり、いつの間にか多くの種類の食品を食べているものですよ。
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はじめまして♪
夢香里(ユカリ)と申します。
インテリア、ファッション大好き主婦としてブログを運営しています。
ブログ情報:「Y's Cafe」→http://palza.rakuten.co.jp/yukariru/
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