冷え性、便秘、生理痛、肩こり、ストレス緩和に効果的な体を温めるお茶・薬膳茶

女性に嬉しい!冷え性や便秘、生理痛、肩こり、ストレス緩和などに効く、体を温めるお茶や薬膳茶について紹介します。プーアル茶をつかった薬膳茶の作り方も

執筆者: colonna
はじめに

薬膳での考えでは、陰である女性は冷え性が多いと言われています。

最近、冷えに悩まされていませんか?

 

暖房を強めても、体には良くありません。乾燥も気になり、肌荒れの原因にもなります。

体にやさしい薬膳茶で、体をぽかぽかに温めてみませんか?

 

 

薬膳茶の特徴

■薬膳茶:体を温める薬膳茶~プーアルラテ~

 

■適応症状:冷え性、便秘、生理痛、肩こり、ストレス緩和など

 

■薬膳ポイント:紅茶・ウーロン茶・プーアル茶・紅茶の茶葉はすべて同じ「茶葉」を使っています。

もともとの茶葉自体は体の熱を冷ます「涼性」の性質を持っています。

製造工程によって、風味・味以外に、食性もそれぞれ違ってきます。

 

緑茶は発酵させないため、涼性のまま。夏の暑い季節や、体が熱っぽい時などは温かい緑茶や玉露などを飲むのがおすすめです。

 

ウーロン茶の種類は数多く、主に「半発酵茶」と言われていますが、こちらは若干体を温める方に傾きます。

 

そして、プーアル茶や紅茶は「完全発酵茶」と言われ、体を温める「温性」の性質を持っています。冷え性さんにはとても良いお茶です。トッピングの生姜・シナモン・黒砂糖はいずれも体を温める食性を持ち、プーアルとの相性も良い素材です。また、はちみつは腸を潤す効果があるので冷えによる便秘にはとても良いです。ぜひ温かくして飲んでください。

 

牛乳の代わりに豆乳を使えば、体の余分な水分を取ることができます。

 

中国の最初の薬学書である「神農本草経」、この本に出てくる中国の伝説の帝王「神農」は毒にあたりながらも、身を持って365種類の薬物を見出しました。

その時に解毒に使っていたのが「お茶」だったと伝えられています。2000年もの昔からお茶に解毒作用があることが知られているほど、お茶は身近にある薬膳食材です。

 

実際に薬膳茶を作ってみる

■材料:プーアル茶(ティーバッグの場合は1個、茶葉の場合はティースプーン3杯)

    温かい牛乳 適宜

 

☆トッピング:黒砂糖、はちみつ、生姜スライス、シナモンパウダー

 

■作り方(茶葉タイプの淹れ方)

 

1、温めたティーポットにプーアル茶を入れ、熱湯を注ぎます。

  30秒ほど蒸らし、洗茶として一煎目は全て捨てます。

  二煎目からお茶として飲みます。(蒸らし時間は1~2分)

 

2、ティーカップに1を注ぎ、好みの量で温めた牛乳を注ぎます。

  プーアルと牛乳が1:1の割合だとマイルドな味に。

  2:1の割合だと深い味わいになります。お好みで量を調節してください。

 

3、お好みでトッピングに黒砂糖やはちみつを入れて甘味をプラスできます。

  スライスした生姜やシナモンパウダーを入れてスパイシーさを楽しむこともできます。

 

 
 

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