歯の黄ばみの原因と効果的な対処方法を紹介。一度付いた着色汚れは、歯磨きだけではなかなか落ちない場合も…。口元は、意外と見られています。キレイな白い歯を取り戻し、口元美人を目指しましょう!

黄ばみのないキレイな歯になるためには?

こんにちは。アンチエイジングアドバイザーの大森美有です。


みなさんはご自分の歯の色、気にしていますか?

人と話すときに、相手の口元を見ている人は案外多いようです。

そう、歯は、自分以上に他の人に見られている部分なのです。

太陽の下で鏡を覗いてみたら、歯が黄色くてビックリ!なんてことも…。


そこで今回は、黄ばみの原因と効果的な対策をご紹介します。

 

 

黄ばみの原因とは?

歯の黄ばみには、さまざまな要因があります。

加齢によって進行する場合もあれば、遺伝・日頃の食生活に要因が潜んでいる場合もあります。

 

原因1 食べ物・飲み物

以下のような飲食品は、ステイン(着色汚れ)がつきやすいと言われています。

 

●食べ物

ネギ・ニンニク・果物(バナナ、リンゴ、柿、ベリー類)・緑黄色野菜・チョコレート など


●調味料

ケチャップ・カレー粉・醤油・ソース など


●飲み物

紅茶・コーヒー・赤ワイン・炭酸飲料 など

 

どうやら、ポリフェノールが含まれるものは、黄ばみやすくなるようですね。

 

原因2 老化

個人差はありますが、もともと日本人は、歯の表面のエナメル質が薄いそうです。

これは加齢とともに薄くなりますので、ますます着色しやすくなります。

 

また、エナメル質が薄くなると、内側の象牙質が透けて見えてきます。

象牙質は黄色がかっているため、それもあって、さらに歯が黄ばんで見えてしまうケースもあります。

 

原因3 喫煙

タールは着色しやすく、特に長年タバコを吸っている人は、ヤニがこびりついてしまう場合があります。

このヤニは、歯磨きでも落とせないほど頑固です。

タバココーヒーの組み合わせは、特に黄ばみやすいのでご注意ください。

ついてしまったステインはどうすればいいの?

一度ついてしまったステインは、自分ではなかなか落としきれません。

特に歯と歯の隙間や溝の部分は、こびりつきが取れづらく、茶色く見えることも…。

 

まずは、定期的に歯医者さんでクリーニングを受けることをおススメします。
キレイにクリーニングしてもらった後は、ご家庭でも日常的に黄ばみ対策をおこない、白くキレイな歯を保ちましょう。

日常の黄ばみ対策
対策1. ホワイトニング用の歯磨き粉を定期的に使う

何より放置はNGです!

ホワイトニング専用の歯磨き粉を使ってみると良いでしょう。

 

ただ、研磨剤が入った歯磨き粉の使い過ぎは、かえって歯の表面を傷つけてしまいます。

ですので、例えば「朝・昼は何もつけず、夜はホワイトニング用を使用する」といったように、自分の歯の状態に合わせて回数を決め、定期的に磨くのがおススメです。

対策2. 歯磨きのタイミングを見直す

歯磨きのタイミングは、食後30分以降と聞いたことはありませんか?

ですが、色素沈着が起こりにくい歯磨きのタイミングは、食後すぐとのこと。

 

プラークから出る酸は歯を溶かすので、プラークの餌である食べかすは、すぐに除去した方が良いそうなんです。

食後すぐに歯を磨いてもOKなのですね。

 

※口内環境は人それぞれ違いますので、虫歯や酸蝕歯など、歯にトラブルのある方は、医師の指示に従ってください。


 

対策3. ステインがつきやすいドリンクを飲むときは、ストローを使う

アイスコーヒーやアイスティーなど、ステインがつきやすい飲み物は、ストローを使って飲みましょう。

歯につきにくいのでおススメです。

対策4. 外出中に歯磨きできないときは…

外出先では、食後の歯磨きができないことが多いですね。

そんなときは、水を飲み、ガム噛みましょう。

唾液を分泌してくれるので、黄ばみ防止につながります。

 

最近は、ホワイトニング用ガムも売られていますので、こちらを利用するのも良いでしょう。

フェイスケア同様、歯のケアもお忘れなく!

口元に自信がないと、笑顔が少なくなりがちです。

歯の白さを保つには、フェイスケア同様、普段からケアを怠らず黄ばみを防止してあげることが大切なのです。

黄ばみのないキレイな歯で、自然な笑顔を保ちたいですね。

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