ピラティスのメソッドを使って骨盤の位置を正しく整える方法を紹介。体のコリやゆがみが取れ、代謝がアップするから、ダイエットに効果的!骨盤のズレは、ポッコリお腹、猫背、肩こりや首こりの原因になっていることも…。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
寒い季節になりました。
体が寒さでこわばってしまうだけでなく、座り方や立ち方などの姿勢がゆがんだまま凝り固まってしまう、猫背のまま固まってしまう、そんな経験はないでしょうか。
今回は、ピラティスのメソッドを使って骨盤の位置を整えることで、体のコリやゆがみを取り、代謝を上げてダイエットに結び付ける方法をご紹介します。
最近よく見かける姿勢の中に、骨盤が前にスライドして足腰の力が抜け、猫背になっているパターンがあります。
下の写真のような姿勢に、身に覚えはありませんか?
骨盤が前にスライドすると、足の付け根のリンパの流れが滞り、ももが張ったり冷えたりします。
お腹はゆるんでポッコリする上、バランスを取るために猫背になるので、肩こりや首こりにもなりやすくなります。
ピラティスでは、骨盤のポジションを正しく整えることを基本中の基本として、とても大切にします。
正しい骨盤の位置を早速確認してみましょう。
- 尾骨や坐骨など、お尻の下にある触れる骨を、まっすぐ下へ向けます。
- 左右の腰骨と恥骨を結んだ三角形が、床と垂直になるようにします。
- その上で、前ももに手を添えて、ももの張り具合をチェックします。
- 骨盤が前にスライドしているとももが張っていますが、少しずつ後ろにスライドしていって、ももの張りがゆるむ位置でストップします。
その位置は、お尻やお腹が適度に力が入って引き締まり、リフトアップしやすい位置でもあります。
足の付け根にはくぼみが生まれ、リンパの流れが良くなり、脂肪がたまりにくい体勢になります。
骨盤のポジションを意識しながら胸式呼吸を行い、呼吸に合わせて滑らかに関節を動かしていくエクササイズがピラティスです。
次のような効果が期待できますので、マイペースで楽しく続けてみませんか。
骨盤のポジションを整えた上で胸式呼吸を行うと、骨盤底やウエストが引き締まります。
お腹を引き締めたまま、肋骨が左右に大きく広がる呼吸を行うことで、筋肉が刺激されます。
呼吸が深まると、代謝が上がるので冬でも温まりやすく、ダイエットに役立ちます。
骨盤のポジションが正しくなるだけで、普段ゆるんでいた筋肉が使われて、内側から体が温まる感じがしたのではないでしょうか。
コツコツと続けて、ダイエットの土台を作ってみてくださいね。
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