立っているだけ、座っているだけ、歩いているだけなのに、太ももが張る原因と解消法を紹介。腿のハリをなくしたり予防したりする「正しい姿勢」や「歩き方のコツ」を学びましょう。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガインストラクターの美宅玲子です。
そう感じている方はいらっしゃいますか。
姿勢の取り方や、歩き方によって、ももが張ったり、すっきりしたりします。
今回は、ももが張らない、すっきり楽な姿勢や歩き方をご紹介します。
立っているだけ、座っているだけ、歩いているだけなのに、ももが張ってしまう原因をピックアップしてみましょう。
かかとが高い靴を履いていて、つま先重心になっていると、常にブレーキをかけながら歩いたり立ったりする状態になります。
ももの前の筋肉は、ブレーキをかける筋肉です。
常に使われて、パンパンに張ってしまうのです。
「大股で歩くウォーキングが体にいい」と言われることがあります。
ですが、極端に重心よりも前に足をつくと、毎回重心を足の上まで持っていくために、ももの前の筋肉を余計に使うことになり、疲れやすかったり張りやすくなったりします。
膝下が伸びずに曲がったまま歩いていると、ももの前、特に膝上の筋肉が張ってきます。
ヒールの靴を履いて歩くときにも起こりがちですので、気をつけましょう。
骨盤を前にスライドさせたような姿勢で立っていると、鼠蹊部のリンパ節が常に圧迫された状態になり、リンパの流れ・老廃物の流れが滞りがちになります。
それが、ももの張りにつながります。
座っている時間が長いと、どうしても鼠蹊部のリンパ節が圧迫される時間が長いので、やはりももが張りやすくなります。
それでは、ももが張る原因を踏まえた、ももが張らないようにするコツを見ていきましょう。
つま先寄りではなく、くるぶしの下に重心が来るようにして立ちましょう。
ももの前後の筋肉の使われ方にバランスが取れて、ももの前が張りにくくなります。
足裏が地面に着いてすぐに、その真上に骨盤(重心)が来るような足幅で歩くと、必要以上にももの前の筋肉を使わないので、疲れにくく張りにくくなります。
例えると、階段を上るのではなく下るときのような感じで、ストンストンと骨盤が真上に乗ってくるイメージです。
硬くなっているももの裏側の筋肉をストレッチして柔らかくし、足が接地してから骨盤が真上に来るまでは、膝が伸びているようにします。
すると、ももの前はリラックスし、脚長に見えます。
脚の付け根を突き出さず、ほんの少しくぼみができる程度のゆとりを持って立ちます。
また、座っているときは、腹筋に力を入れて骨盤を立てて座ることで、少しでも鼠蹊部(そけいぶ)にゆとりを作ります。
おわりに
ちょっとした知識と意識で、脚の快適さは、かなり変わってきます。
どうぞ参考にしてみてくださいね。
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