【第57弾】「意味が分かると怖い話」かなりゾッとする6選(解説付き)
【意味怖】最新版!意味がわかると怖い話まとめ(解説あり)第57弾。解説を読んだらゾッとすること間違いなし。読むか読まないかはあなた次第です。短編も長編もあります。
話の本当の意味を知ったら、思わずゾッとしてしまう「怖い話」第57弾。
「意味が分かると怖い話 第1弾~第56弾」よりも、更にレベルアップした”ゾッとする話”を届けます!
読むか読まないかはあなた次第です。
俺は美容師をしている。
その女は、昨日来た客だった。なぜか今日も来て俺を指名した。
「お客様、昨日カットされたばかりかと思いますが、何かお気に召さないことがありましたでしょうか?」
「ううん、そうじゃないの。あなたの腕が気に入ったからまた来たのよ。」
指名してくれるのは嬉しいけど、2日連続で来るなんて…物好きな客だな。
希望通り、昨日と同じ整えるくらいのカットをした。
女は満足気にうなずく。
次の日、またその女はやって来て俺を指名した。
なんだかそろそろ気味が悪い。けど営業妨害でもないし…。
女の希望通りに、かなり短めのショートにした。
ここまで短くすればもうさすがに来ないだろ。
「もし明日も来たら、間違いなくストーカーか新手の営業妨害だな。気をつけろよ」と
店長に言われる。全然笑えないよ…。
嫌な予感は的中して、女は4日目も俺を指名して店に来た。
「お客様、申し訳ありませんが…」
「あなたに髪を切ってもらうのが楽しくって、
ここまで来たら思い切ってスキンヘッドにしてもいいかなって思ったの。」
「申し訳ございませんが当店ではスキンヘッドには出来ません。
他のお店に行かれてみてはいかがでしょうか…?」
店長が丁寧に説明したが、女は引き下がらなかった。
「それなら可能な限りで短くしてちょうだい。」
もういっそスキンヘッドにしてしまえば来なくなるのではないだろうか?
そう思った俺は女の希望を受けてスキンヘッドにすることにした。
もうヤケクソだ。
後で苦情を言わないこと、これ以上は短くできないのでしばらくは来店しないこと
この2点を何度も確認して、女の頭にバリカンをあてる。
頭頂の髪の毛を剃り落としていると、つむじのあたりに何か傷跡のようなものが見えてきた。
俺はそのかたちをはっきりと確認した途端、体中の震えが止まらなくなった。
女が振り返り「思い出した?」と言って歪んだ笑みを浮かべた。
女は「俺」が過去に何らかのかたちで、頭に怪我を負わせた相手だった。
仲の良い友人で、Aという奴がいる。
夏休みに、そのAと男2人で避暑地のペンションに行ったんだ。
Aが予約してくれたんだけど、崖の上に立っているちょっと不気味な建物だった。
まぁAは、最近彼女にフラれて、わざわざ不細工に整形したりするような変な奴なんだけど。
地元の集まりで「誰だかわかんねーよ」って笑われてたっけ。
それにしても避暑地といえども涼しすぎて、むしろ寒いくらいだ。
ペンションの中は暖房が効いてて暖かいからひたすらペンションにいた。
そしたらペンション内で、すごい美人と出会ったんだ。
俺たちは早速その女と仲良くなった。
その女、Aが食事の時ほうれん草ばかり残すのを見てびっくりしてたけど
そんな顔も可愛かったなぁ。
翌朝、Aの声で目を覚ました。
びっくりして目を開けると、あいつ窓の外を見て真っ青になってるんだ。
どうやらペンションで知り合ったあの女が崖の淵を歩いていて、転落したらしい。
俺とAが急いで崖の方まで行くと、崖の下で女が死んでいた。
ワンピース姿で、関節とかありえない方向に捻じれてたり、
飛び散った血がどす黒く固まっていたり、
とても見てられない姿だった。
自殺?事故?とにかく俺は怖くて震えてた。
警察の話を聴く限りだと、女は大金持ちの御曹司との結婚が決まっていて
幸せの絶頂だったらしいし、自殺する理由は考えられないとか。
ってことは事故なのかな…。
自己でも自殺でもない。
Aの計画的殺人だった。
ペンションで会った女は、Aの元カノ。
顔がバレないように不細工に整形したAは
故意的に女と出会った。
女は食事の時に「ホウレン草ばかり残す」Aに
元カレ(A)の面影を見ていた。
私は、会社に大嫌いな上司がいた。
脂ぎったデブ、ダサい眼鏡に服装、
必死に隠そうとしているけどバレバレな薄らハゲ。
見た目だけならまだしも、中身も最低だった。
ある日、上司に「白髪が生えていますよ」と嘘をつき
上司の髪の毛を1本抜いた。
それを友人の呪い代行人に預けて、丑の刻参りをしてもらった。
しかし上司は一向に呪いにかからず、何年たってもピンピンしていた。
うっすら生えている髪の毛も、本物ではなかった。
昔からのツレの家に、久しぶりに遊びに行った。
数人の友人らしき奴らと、お得意の怪談話で盛り上がっていた。
ちょうど友人の番が来て、いつもの話を始めたところだった。
「これは俺のツレの話なんだけどさ、家で遅くまで飲んでたんだ。
酔いも回ってきたけど、ツレは帰るから俺のバイク貸せって言うんだよ。
俺は、危ないから泊まっていけって言ったんだけど、
全然聞かないで帰っていったんだ。
仕方ないから庭まで送って、テールランプ見つめてたら、
フッと消えて…
絶対に事故ったと思って駆けつけたら、本当に事故ってたんだ。
かなりぐったりしてるのになんか喋ってて、
よく聞くと、後ろに乗ってた子がどうのこうのって。」
俺はその話を聞きながら、笑いをこらえてたんだけど
ツレは青い顔しながら話してんの。
相変わらず役者だなー!
そうそう、何を隠そうこの話の「ツレ」って俺なんだ。
俺が確かにバイクでこけたってのはあったんだけど
それをかなりでかくして怖く脚色した話だ。
怖がる周りの奴等もおもしろいな。
その後、何人かが怪談話をして、解散した。
俺は、道が同じ奴の車に乗せてもらい帰ることにした。
なんとなく俺に似ている感じで、でも気さくな奴だった。
ちょうどさっきの話にあった橋に差し掛かった時、
「ココ…だよな…。」ってそいつが呟くから
「そうだよ!」って言ったらギョッとした顔で俺を見つめてきたんだ。
俺は、思わず吹き出しながら
「ああ、あれ俺の話なんだよ。まだ時間早いし今から飲みにでもいかね?」
って言ったら
しばらく考えて、そいつは「…ああ、いいよ」って。
それから結局俺の家で飲んで、朝そいつは帰っていった。
それ以来あってないなー。
あ。そうそう。
あの日以来、ツレの怪談話には続きができてて
あの日俺を送ってった奴も事故死ってことになってるらしい。
「俺」はすでに亡くなっていた。
怪談話ではなく全部事実。
テレビ観てたらさ、
ストーカーについてのニュースやってて。
近頃のストーカーは、部屋に侵入して
そのまま潜んでいることも多いらしい。
怖いよな。
彼女は「こんなの都市伝説でしょ」と一人で呟いてた。
あまいよね。
既に、部屋の中でストーカーがその様子を見ている。
お金がないのは悲しいですよね…。
愛するわが子たちに、満足に食事も与えられないんですから。
もう丸3日。
私も子供たちも何も食べてないんですよ。
でも嬉しいことに今日は子供に久しぶりの食事を与えます。
しかもお肉を食べさせてあげるんです。
それに、あれだけあれば何日かは困らないでしょう。
子供の喜ぶ顔が目に浮かびますね。
それにしても私はバカでした。
あれほど良い食材がこんなに近くにあったことを気づかないなんて。
「子供たち」が「子供」になった。
おそらく、その肉というのは一人の子供。
「意味が分かると怖い話」いかがでしたでしょうか?
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