痩せたいと思ったときに、すぐに思いつくのが「食事を抜く」こと。でも、実はそれは間違い!炭水化物や肉を食べないと、むしろ太るはめに。ダイエットを成功させたいなら、必要な栄養をきちんと摂りましょう。
こんにちは。
運動・食生活・生活習慣の3本柱でダイエットセッションを行う、ボディデザイントレーナーの花村育彦です。
- ボディデザインとは?
無理なダイエット・筋肉トレーニングのみを行うのではなく、栄養管理も含めて運動・美容などによって、筋肉隆々といった不自然な体ではなく、自然で美しい体を造ること。(wikipediaより引用)
「お正月から一ヶ月以上も経過したのに、いまだに太ってしまった分が取り戻せていない…」と、お悩みの方はいませんか?
今回は、今さら人には聞けないお正月太りの改善法を綴っていきます。
お正月太りを改善しようと、ほとんどの皆さんがやる行動と言えば、「食事を抜く」ことです。
実は、その食事を抜くという方法が、痩せない、さらには余計に太ってしまう原因だったのです。
「痩せる=炭水化物を抜けばOK!」と思っている人が大半ではないでしょうか?
炭水化物の役割は『脳やカラダのエネルギー』です。
エネルギーが不足してしまうと、頭がボーっとしてしまったり、カラダが思うように動かなかったりと、日常生活に支障が出てしまうことも…。
そして、食べものが不足している国の人々をテレビなどで見ると、お腹だけポコッと出ていると思いませんか?
あれは、エネルギーが不足することで、「このカラダは、エネルギーが不足しているから、次に食べたときに全部を使いやすいエネルギー=内臓脂肪にしてやろう」と、お腹周りに一気に脂肪をつけてしまうのです。
「じゃあ、炭水化物をしっかり摂ろう!」と意気込む皆さん、ちょっと待ってください。
炭水化物にも、ダイエットの味方になるもの、敵になりやすいものがあったことを覚えていますか?
ここで気をつけたいものは『砂糖』です。
砂糖は、血糖値を過剰に上げたり、腸にダメージを与えたりと、太る要素が満載です。
パンには砂糖が含まれている可能性が高いです。
麺も、ソースやスープに砂糖が含まれていることがほとんど。
つまり、私のダイエット指導において、摂ってOKな炭水化物は「お米」です。
毎食、お茶碗に1杯程度のお米を食べることをお勧めしています。
「肉は太る」というイメージが、世間ではまだまだ強いみたいです。
肉や魚、卵などの『動物性タンパク質』は、カラダのほとんどを形成しています。
髪、脳、目、耳、鼻、口、爪、肌、心臓、肺、胃、肝臓、腸、膵臓、腎臓、神経、血管…そして、骨の土台もタンパク質が作っています。
カラダの各部分がしっかり作られていることで、カラダは正常に動き、代謝もしっかりと働いてくれます。
代謝が上がればダイエットには効果的です。
豆やほうれん草などの『植物性タンパク質』も大切だとは思いますが、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べて質が半分程度のため、ここでは、動物性タンパク質を摂ることが得策でしょう。
動物性タンパク質を3食キチッと摂ることが、花村ダイエット指導の基本です。
おわりに
お正月太りを改善するためには、「どうしたら痩せるか」ではなく、「なぜ太ったか」を考えてみましょう。
そのほとんどの理由は甘~いお菓子や、暴飲暴食ではないですか?
本来、人は、それほど太るようにはできていません。
「豊食」とも呼ばれる時代が、人々を不自然に太らせているのかもしれません。
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