結婚式の悩みNo1「カジュアルな服装」!レストランウエディングのマナーQ&A
会費制ウエディング(結婚式)パーティーが増えています。会場はレストランなどカジュアルスタイルが多いようですが、服装やご祝儀などマナーの違いに戸惑う人も。失礼にならない基本的エチケットを解説。
こんにちは、マナー講師のやまだ理沙です。
ホテルや迎賓館ではなく、レストランでのウエディングや会費制のものなど、いろいろな形式で披露宴をする人たちが増えていますね。
このような場合、「ご祝儀はどうしたらいいの?」「洋服は?」等、さまざまな疑問が出てくるでしょう。
いつどんな形であっても社会人としてきちんと振る舞えるようにしたいですよね。
今回は、大人のマナーや疑問にお答えします。
「披露宴のときのような正装で行けばいいの?」
「カジュアルと言われてもどんなのか分からない」
レストランパーティーに招かれた人から、よく聞かれるお悩みがコレです。
どうしたら良いのか、直前になって困らないようにしたいですよね。
レストランの格によって、ふさわしい格好があります。
あらかじめパーティーが行われるレストランの格や雰囲気などを調べておくと良いでしょう。
また一緒に招待されている知人に聞いてみるのも良いですね。
どちらにしても、普段着のようなカジュアルすぎる服装で行くのはNG。
女性ならワンピース、男性ならスーツ等を選びます。
足元にも気を配り、きちんとした靴(サンダルやミュールはいけません)を履き、華やかな格好で行くようにしましょう。
会費制のパーティーの場合、ご祝儀を別で用意する必要はありません。
会費制のとき、受付で会費を渡すことが多いですよね。
お金をご祝儀袋や封筒に入れて渡すと、受付の係の人に水引をはずし、中身を確認するという手間をかけてしまいます。
たいてい受付の人は、すぐに中身を出しますので、お金はそのまま渡してもかまいません。
後ろに並んでいる人に迷惑もかけてしまうので、受付でスムーズに渡せるように、会費の金額はなるべくおつりのないようにしておくのもマナーです。
そして、新札であらかじめ用意しておきましょう。
これも大人のマナーですね。
カジュアルなパーティーの場合、誰が招待されているのかされていないのか分かりにくいものです。
服装やお祝いのことなど、相談したい場合もあるでしょう。
ですが、やたらと周りに聞いたりするのは、あまり良くありません。
万が一、招待されていない人の耳に入り、その人を不快な気持ちにさせてしまうかもしれないからです。
気をつけるようにしましょう。
誰が呼ばれているのか知りたい時は、直接、新郎新婦本人に聞くようにします。
カジュアルなパーティーのつもりで行ったら、当日、予想以上の豪華なフルコースが出てきたり、高価な引き出物があったり、交通費を頂いたりすることもあるかもしれません。
「本当に会費だけでいいの?なんだか申し訳ない」
そう感じても、基本はそのままでも失礼にはなりません。
ですが、どうしても後から気になる場合は、後日、お祝いとお礼の気持ちを込めて、なにか贈り物を送って感謝を伝えると喜ばれるかもしれませんね。
きちんとした雰囲気の中行われるパーティー、反対にアットホームなカジュアルなものであっても、これを心得ておけば、当日落ち着いてパーティーに参加することができます。
基本的なマナーを身につけて、お互い心地よく過ごしましょう。
どんなスタイルのものでも、焦らず振る舞い、お祝いしたいですよね。
ぜひ参考にしてみてください。
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