運動をする子供におすすめ!手作りおやつ「おさつ団子の胡麻大豆あん」の作り方
部活やスポーツをする子供には、手作りの栄養おやつを。簡単和菓子「おさつ団子の胡麻大豆あん」の作り方・レシピを紹介。
こんにちは、アスリートフードマイスターの佐々智雄です。
みなさん、「補食」という言葉を聞いたことがありますか?
その字の通り、補食とは「食事」を「補う」ことです。
本格アスリートやクラブ活動を頑張る少年少女にとって、「補食」は必要なもの。
補食が必要な理由には、次のようなものがあります。
- 必要な質、量を3度の食事で摂りきれない場合に、時間を分けて食べる
- 疲労回復やからだを作るなどの目的のために、適切なタイミングで必要なものを食べる
成長期のお子さんの場合は、3食の間におにぎりを食べるなど、食事の延長上にあるもの以外に、嗜好品として「おやつ」を食べることもあるかと思います。
スナック菓子などの既成の加工品は、 酸化した油や添加物が少なからず含まれています。
これらを食べ慣れてしまうと、化学的なうま味調味料などを原因として常習性をもってしまうこともあります。
それらに依存しないよう習慣づけるためには、「おやつ」もできる範囲で手作りしてあげたいものです。
その場合、焼き菓子のように脂肪分が多いものは避け、多糖類やたんぱく質を含む、消化吸収の良いものがいいでしょう。
今回は、おやつレシピとして 「おさつ団子の胡麻大豆あん」をご紹介します。
- メイプルシロップ 大さじ1
- 練りごま 大さじ2
- 煮大豆(既製品) 30グラム
- 豆乳 大さじ2
- さつまいも 100グラム(今回は紫芋を使用)
- 上新粉 40グラム
- 水 40CC
1.ボウルに上新粉を入れ、水を加えながらよく混ぜてこね、適当な容器にラップをしいて流し込みます。
2.さつまいもは1cmの厚さのいちょう切りにし、1.と一緒に、蒸し器で10分ほど蒸します。
3.さつまいもをボウルに入れしっかりつぶしてから、手を水で濡らしながら2.と合わせてよく混ぜてこねます。
4.手を水で濡らしながら、直径3センチくらいの団子を作り、串に刺します。
団子は、手にくっつきやすいので、水で手を濡らしながら作るのがポイントです。
5.大豆をすりばちですり潰し、練りごま、メープルシロップ、豆乳を加えよく混ぜます。
6.5.を団子の上にかけます。
大豆はすりつぶし、ごまは練りごまを使うのでそのまま食べるより消化吸収がよくなります。
大豆とゴマの組み合わせは、アミノ酸スコア的にも良い組み合わせです。
サツマイモに含まれるビタミンB6は、たんぱく質の合成を助け、コラーゲンを作るビタミンCも多く含まれます。
大豆とゴマに甘味が加わえると、ピーナッツバターのような味わいになり、美味しく食べられます。
パンに塗っても良いでしょう。
練りごまは、炒りごまをミキサーなどで攪拌するだけで作ることができます。
既製品の練りごまを買うよりも、経済的でお勧めです。
今回ご紹介したお団子は、上新粉とサツマイモを同時に蒸し、その後は手でこねて混ぜるだけなので、お手軽に作れます。
上新粉で作った団子は、蒸しただけの場合はしっかりと歯応えがありますが、その後に練ることで、モチモチ感がでてきます。
嗜好品として食べるスナック菓子などのおやつは「補食」とは言いがたいところがあります。
必要な食を補うから「補食」ですね。
せっかく食べてもらうならば、おやつを有意義な「補食」にしてしまいましょう。
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