タイにおける日本食の人気は?バンコクで寿司や和食をいただく。
タイ・バンコクの日本食事情を紹介。旅行中は、タイ料理以外にも、お寿司やお刺身、ラーメンやうどん、てんぷら、カレーライスなど現地のジャパニーズグルメも楽しめるのです。
日本貿易振興機構等がまとめた「タイ、バンコクにおける日本食レストラン実際調査(2015年3月)」によると、日本食レストランの数は、計1,375店にものぼります。
特に、日本人が多く暮らすスクンビット地区では、日本食が食べられる所が大変充実しています。
タイ・バンコクでは、外国とは思えないほど、本当にいろいろな種類の日本食が食べられます。
日本食が食べられるお店があるといっても、お店によっては、食材や味付けに違和感を抱くこともあります。
例えば、日本で名の知れたお店でも、タイでは不思議な味のするメンマやお漬物、味噌汁等が提供される場合もあります。
一方で、日本からのお魚やお肉を取り扱う等、美味しいお寿司やお刺身、すき焼きを提供しようとするお店もあります。
当然、後者での食事の価格は高くなります。
しかしお得なランチセットの提供があったり、行き届いたサービスを感じられたりするところは、日本人としてほっとできる場所でもありますね。
タイ・バンコクにおいて、国籍を聞かれて「日本人」と答えると、「お寿司おいしいね」「お寿司、大好きなのよ」と言われることがよくあります。
世界的に有名な日本食といえば、お寿司なのだと感じます。
ただ、このように生魚を使った料理が大好きなタイ人がいるのも事実ですが、生のお魚は食べられないと話すタイ人がいるのも現状です。
日本人は、魚介類を生で食べますが、タイでは、南部のスラーターニー県特産の牡蛎や生エビを除いて、海産物を生で食べる習慣がほぼありません。
近年、日本料理店で出てくるお刺身やお寿司で、生魚デビューする人が増加してはいるものの、全ての人がお刺身や生魚を使ったお寿司が好きかというと、そうとは言い切れません。
新鮮な生魚との縁がなかったり、習慣が異なったりすることが関係していそうです。
とはいえ、日本食も次第にタイの市民生活にも浸透してきている様子。
お寿司は、レストランや高級百貨店で提供されるほか、屋台でも販売されるようになっています。
日本食も楽しみやすくなってきた、タイ・バンコク。
タイ旅行の魅力の一つにタイ料理が挙げられるのはもちろんですが、日本食も食べられる観光地であるといっても過言ではないと感じます。
日本食が恋しくなったら、現地の日本食を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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