ひらがな文字を綺麗に書くコツ!漢字からの成り立ちを意識してみて。 (2/2)

漢字から成り立ちを学ぶと「平仮名(ひらがな)」の書き方がうまくなる。ひらがな文字を綺麗に書く方法は、いくつかポイントを抑える点にあったのです。

執筆者: 筆耕房☆きっこ
「に」←「仁」

「に」は、元字が「仁」なので、最初の縦画はにんべんです。

そう思うと、一本調子の縦画で書くことは、なくなります。

 

また、つくりは「二」なので、最終画のほうを少し長く書くほうが良いことがわかります。

 

 

「の」←「乃」

「の」の元字は「乃」です。

よって、1画目の斜画から2画目の横線部に向かうため、節がある書き方をしていることがわかります。

 

 

 「ま」←「末」

「ま」の元字は「末」なので、1画目より2画目の横画を短く書きます。

 

 

「め」←「女」

「め」の元字は「女」なので、最後の横画につなげる節のある曲線で書きます。

丸く書いていた場合は、元字を意識すると書き方が変わってくるでしょう。

 

 

「ゆ」←「由」

「ゆ」の元字は「由」なので、最後の縦払いはあまり下まで長く書かないほうが良いでしょう。

 

 

おわりに

今まで一本調子の単純な線を書いていたところや、ただ単に丸く曲げて書いていた箇所が、元字を意識することで変わっていくのではないでしょうか。

 
 コラムニスト情報
筆耕房☆きっこ
性別:女性  |  

楷書を書くことが大好きで、筆をつかった仕事をしようと決めてました。
筆耕は筆文字で報酬を得る仕事で、賞状や式次第、のし袋や招待状の宛名書き、席札などいろいろな仕事が入ってきます。
自宅でできるので興味がある方、楷書を上手に書きたい方に向けて、少しでもお役に立てたらと思い、記事を書いていきたいと思ってます。

 

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