クリスマスが近づくにつれ、ウィーンの街はクリスマスマーケットで賑わいます。

ウィーン市内だけでも20個以上、旧市街では8個も開催されるこのクリスマスマーケット。

観光客や現地人が買い物やおしゃべりを楽しみます。

オーストリア人は毎年平均3～5個のクリスマスマーケットを訪れ、友人たちとホットワインを片手にクリスマスプレゼントを物色します。

ワクワクしたムードとキラキラのイルミネーションで、街もクリスマスムードで華やぐ、1年で一番美しい季節を迎えます！

Photo: Wikimedia

クリスマスマーケットには数々の屋台が並びます。

グリューワイン（ホットワイン）と呼ばれるスパイスと砂糖を入れ温めたワインや、レープクーヘンなどのクリスマスクッキーなどの飲食店の他、アクセサリやクリスマスデコレーションなど手作りの小物もあります。

お店を眺めて素敵なプレゼントを選んでいるだけでもワクワクしますよ♪

そこで今回は、ウィーンの中でもおすすめのクリスマスマーケットをご紹介します！

ウィーン最大規模のマーケットといえばここ！

ウィーン市庁舎前の大きな広場では所狭しと屋台が並び、ゆっくり見て回ったら1時間以上かかります。

市庁舎自体も美しくライトアップされ、窓には24個のデコレーションが付けられ、建物自体が24日までをカウントする”アドベントカレンダー”になります。

広場の周りの公園の木々にもかわいらしいライトアップがされ、歩き回るだけで楽しい気分になりますよ。

ここは観光客が多いので、地元民はあまり行かないかもしれませんが、ウィーンを訪れたらまずはこのクリスマスマーケとに足を運んでみてください。

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ハプスブルク家の夏の離宮シェーンブルン宮殿は、ウィーンの市街から地下鉄で30分ほどの距離。

 観光客なら必ず訪れるこの宮殿にも、息を飲むほど美しいマーケットがあります。

こちらも観光客向けですが、宮殿を背景にした美しいクリスマスツリーとマーケットのライトアップは一見の価値ありです！

Photo: Wikimedia

ウィーン旧市街を散歩しながら美味しいものが食べたくなったら、このフライウング広場のマーケットがおすすめです。

このマーケットは食べ物、飲み物に力を入れていて、オーガニックなホットワインや、アルプスの山で作ったチーズ、手作りシュナップスなど、美味しいものがたくさん！

立地が良いことからも、毎年恒例でこのマーケットに集まる現地人グループも少なくありません。

屋台でおつまみを買って帰って食べるのも楽しいものです。

芸術家が多く住むボヘミアンな地域として有名な、シュピッテルベルク地区。

ここのマーケットは、他のマーケットとは異なり、狭い路地に所狭しと屋台が並ぶ独特の雰囲気。

売られているものもガラス細工やアクセサリーなど、手工芸品というよりアートの域に達しています。

狭い路地を、地元の人たちと肩を寄せ合ってそぞろ歩きし、気に入った屋台でホットワインをすすると、もう気分はウィーン人です。

オペラ座や楽友協会などからほど近い、カールス教会前の広場のクリスマスマーケットのテーマは、”手工芸品”。

オーストリア中から集まった職人さんたちが、手作りの木工品やアクセサリー、ガラス細工や布製品などのお店を出しています。

他のマーケットと違い、ここは昼間の明るい時間帯に訪れ、素敵な掘り出し物を見つけるのがいいかもしれません。

広場の真ん中にはヤギや羊まで登場し、子供たちにも大人気のマーケットです♪

ウィーンのクリスマスマーケットのシーズンは11月末から12月24日まで。

プラーターやミュージアムクオーターなど一部のマーケットや屋台は、12月26日や1月6日まで営業しているところもあります。

ぜひ自分だけのお気に入りのマーケットで、美味しい飲み物と素敵なプレゼントを見つけてみてくださいね！