カラーコンタクトの正しい使い方、ご存知ですか?通販で購入する場合の注意点と、目の病気を予防する買い方のポイントをご紹介します。

カラコン、適当に使うと危険!

ハーフ顔作りに欠かせないカラーコンタクト。

最近は規制緩和のためドラッグストアなどでも売り出されるようになりました。

 

しかし、カラコン含め、コンタクトを雑に扱うと、角膜炎や感染症など、瞳という大切な部分に取り返しのつかない影響を与えてしまうことも。

今回は特に若い世代で愛用されている、カラコンのNG使用例と改善策をご紹介します。

 

 

眼科で診察を受け、購入する

度入りのものは特に、眼科と提携先のコンタクトレンズショップで購入しましょう。

コンタクトレンズを購入した後は、コンタクトを補充するたびに定期的に検診へ行き、購入するというサイクルが安全です。

 

眼科の診察料も1000円程度と安いので、面倒くさがらず定期的に通うようにしましょう。

 

眼科提携のコンタクト屋さんをお勧めするワケ

眼科と提携しているコンタクトショップは、厚生労働省の認可が下りている「高度医療機器承認番号」つきのレンズを取り扱っています。

雑貨扱いの粗悪品や酸素透過率の低いレンズは置いていないので、安心して購入することができます。

 

高度医療機器承認番号とは

厚労省の承認が下りた薬事法承認番号のことです。

「5 15 00 BZX 00223 000」などという数字が、箱などに記載されている筈ですので、探してみましょう。

 

1年タイプよりワンデータイプ(1日使い捨て)を

カラコンにも「1年使用可」タイプや「1週間(2週間)」、そして「ワンデータイプ(1日使い捨て)」のカラコンがあります。

 

長期間使用するものであればあるほど、レンズの老化や破損、汚れを防止するため、きちんとしたケアが必要になります。

ズボラな人や多忙な人は、ワンデータイプ(1日使い捨て)がお勧めです。

 

 

カラコンの時間は極力短めに

カラコンは、通常のコンタクトより酸素を通しにくい構造になっています。

酸素透過率が低いと角膜に酸素が届かず、疲れ目や乾燥の原因に繋がります。

 

そのぶん瞳に負担を掛けているので、休日に装着する場合も、帰宅をしたらすぐに外すなど、なるべくカラコンの装着時間を短くすることがポイントです。

 

カラコン2枚重ねはNG

若い世代で歯カラコン2枚重ねなども流行しているようです。

しかし、当然のことですが、目が大きくなるからとカラコンを2枚重ねて装着する真似は、絶対にNGです。

 

カラコンは破れやすいため、重ねて使用することで破れやすくなり、瞳に傷がついてしまいます。

 

使用期間を過ぎて使わない

勿体ないからと、「ワンデータイプ(1日使い捨て)」カラコンを数日使うのはNGです。

 

度入りの場合は視界のぼやけ、異常な乾燥、異物感などが感じられてきます。

また破れやすくもなっており、大変危険です。

 

 

洗浄は指定のもので行う

洗浄液をケチったり、目薬や水で洗うなど行うと、カラコン表面についた汚れや雑菌がきちんと落ち切らず、充血や角膜炎の原因となります。

 

汚れた手でレンズを触るのもNG。

手洗いをした清潔な指で触れましょう。

 

目薬を定期的に差す

乾きやすいと感じた時は、コンタクト用の目薬で定期的に潤いを補充しましょう。

 

通販で購入する場合は

通販で購入する方も少なくありませんが、必ず「高度医療機器販売許可」を得ている業者から購入しましょう。

 

高度医療機器とは

高度医療機器とは、歯のインプラントやペースメーカーなどと同様の、不具合が生じた時に健康上の被害が比較的大きいものを指します。

 

それまで度無しのコンタクトは雑貨扱いでしたが、失明や目のトラブルが相次ぎ、平成21年11月4日にこのような規定ができました。

 

記載の偽装もあり

海外製のものは日本の厚労省の承認が下りていないもの、また表記自体が偽装である可能性も高いので、「高度医療機器承認番号」が取得されているかチェックしましょう。

 

おわりに

気軽に扱えると思われがちなカラーコンタクトですが、眼球に装着するものと考えると、不用意な扱いはできないことがお分かりいただけるかと思います。

 

カラーコンタクトはきちんとした品質のものを、使用方法を守って安全にご使用くださいね。

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